Shadowmoor

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Shadowmoor: Shadowmoor Cycle, Book I
著者 Philip Athans(編集)
Will McDermott, Cory J. Herndon(著)
出版 Wizards of the Coast
ISBN 078694840X

Shadowmoorは、ローウィン・サイクル3作目の小説。編集者はPhilip Athans

エキスパンションシャドウムーアに対応するが、内容はアンソロジー仕立てになっており、ストーリー上でのメインキャラクターはほとんど登場しない。シャドウムーア/Shadowmoorの陰鬱さを反映したのかいずれの作品も雰囲気が暗く、バッドエンドのものも多い。

  • Amazon kindleをはじめとするメジャーな電子書籍での購入に対応しておらず日本での入手はやや困難。Internet Archiveの無料貸し出しに対応しているのでアクセス自体は比較的容易。

目次

[編集] 収録作品

[編集] Ode to Mistmeadow Jack

ミストメドウ/Mistmeadowマラレン/Maralenが現れ、迫りくるロシーン/Rosheenが甚大な被害をもたらしうるとの警告を発する。ロシーンをひきつける囮としてキスキン/KithkinのJack Chierdaghが立候補し、矮村を守るべく尽力する。

[編集] Five Brothers

キスキンの5人兄弟の寓話。

[編集] Paths

燃えがら/CinderのAscaeusは、Serpent's Mawと呼ばれる洞窟の奥に燃える石の川があるという噂を耳にする。これが一族の再燃/Rekindling[1]の鍵になりうると考えたAscaeusは危険な洞窟に挑む。

[編集] Mark of the Raven

Strongrootの安寧砦/Safeholdに生まれたエルフ/ElfのJoramは生まれながらに吉兆と凶兆の徴を併せ持っており、紆余曲折を経て安寧砦から追放されてしまう。さまようJoramは黒ポプラのツリーフォークの魔女に出会い、1つのアーティファクトを譲り受けるが、これがのちに破壊的な結末をもたらすこととなる。

[編集] Meme's Tale

奇妙な姿という理由でボガート社会になじめなかった少女:Memeが自身のルーツにたどり着くまでを描く。

[編集] Pawn of the Banshee

バンシーに友人を殺されたボガートのYasgoは敵を討つことを決意し、途中で出会ったLochran Safeholdのエルフ:Valyaとともにバンシーのもとへ向かう。

[編集] Expedition

Graymeadowの矮村に住むキスキンの子供:Gwybは島背/Islebackとおぼしき何かの影を見てしまう。

[編集] Sootstoke

燃えがらの若者であるVirkoleは、狂ったSootstokeのLisheの発言を受けてツリーフォークを燃やす蛮行に及ぶ。

[編集] The Cloudbreaker

メロウやボガートの攻撃に加え疫病が蔓延したことでDusklight Safeholdは存亡の危機にあった。エルフのEilyは巨人のCallumの発言から、Cloudbreakerと呼ばれる石が問題を解決しうること・それがメロウの湖にあることを察知する。

[編集] 脚注

  1. 偶像の石塚/Graven Cairnsフレイバー・テキストにある偉大なる再燃/Great Rekindlingにあたる。

[編集] 参考

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