トルヴァダ/Tolvada

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トルヴァダ/Tolvadaは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。War of the Spark: Ravnicaで初登場し、その後のWar of the Spark: Forsakenで名称が設定された。

[編集] 世界観

空が裂けた壊れかけの次元。プレインズウォーカー/Planeswalkerケイヤ/Kayaの故郷である。

かつては青空が広がっていたが、ある時を境にジグザグの虹のような裂け目が生じた。次第に世界は少しずつ狂っていき、人々も苦しむようになった。ニコル・ボーラス/Nicol Bolasは空を直すことを報酬として、彼女にオルゾフ組/The Orzhov Syndicateの乗っ取りを依頼した。灯争大戦の中で、ケイヤはこの異変自体がボーラスにより仕組まれたものではないかと疑うようになった。

胆液の影/Ichor Shade壊れた空/The Broken Skyフレイバー・テキストから、現在のトルヴァダでは死が身近なものとなっていると推測されるが詳細は不明である。

住民としては人間/Humanのほか、黒い布のような霊魂/Spiritが確認されている(イラスト)。ケンタウルス/Centaurも棲息しているが、人間に友好的とは言い難い[1]新ファイレクシア/New Phyrexiaによる侵略時は霊魂が次元壊し/Realmbreakerの開けた領界路/Omenpathを逆流し、新ファイレクシアの方が攻撃されるという事態が起こった。

が死装束に染みこむとトルヴァダの死者は起き上がり、侵略者の隊列に加わった。
(出典:胆液の影/Ichor Shade)
怒った霊が中へと注がれ、侵略樹を叩きのめした。天国は戦争の調律で満ちた。
(出典:壊れた空/The Broken Sky)

[編集] 解説

War of the Spark: Ravnicaで存在が示唆され、War of the Spark: Forsakenにおいて初めて名前が明かされた次元。Forsakenのラストはケイヤとアナ・イオラ/Ana Ioraテヨ・ベラダ/Teyo Veradaがこの地に向かおうとする場面で締めくくられている。

それ以降の情報はMagic Story中で多少触れられる程度であったが、機械兵団の進軍では新ファイレクシアの侵略先の一つとして再登場を果たした。

[編集] 訳語の変遷

Forsakenまでは日本語媒体での登場がなく、公式のストーリー記事を翻訳している若月繭子が外部サイトのコラムでトルヴァーダと訳していた[2]。後にカルドハイムのストーリーで公式サイト上に初登場した際もこの訳を踏襲していた[3]

機械兵団の進軍で再登場した際にはトルヴァダと訳された。これに伴い、公式サイトにおける既存の訳も改められた[4]

[編集] 登場

機械兵団の進軍
トルヴァダへの侵攻/Invasion of Tolvada

[編集] フレイバー・テキストに登場

機械兵団の進軍
胆液の影/Ichor Shade

[編集] 登場作品・登場記事

灯争大戦
カルドハイム
ファイレクシア:完全なる統一
機械兵団の進軍
その他

[編集] 脚注

  1. War of the Spark: Ravnica p182
  2. あなたの隣のプレインズウォーカー ~第108回 『灯争大戦』後日談 リリアナ決着編~晴れる屋 2020年12月11日 若月繭子著)
  3. メインストーリー第2話:目覚めるトロール(2021年1月20日当時のアーカイブ)
  4. メインストーリー第2話:目覚めるトロール(現在の公式サイトへのリンク)

[編集] 参考

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