同型再版

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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同型再版(Functionally Identical Reprint)

以前作られたカードを、機能はそのままでカード名を変えて別のエキスパンションに登場させること。 なお、この訳はホビージャパンのコラムで用いられていたものであるが、日本語の文章に長々とした英語が混じると不自然なので、このWikiではこの訳語に統一する。

例えば神河物語では以下のようなものが登場している。

aligen="center" aligen="center" aligen="center"
以前作られたカード| style="background:#ffffff"|→| style="background:#ffeedd"|神河物語のカード
陽光尾の鷹/Suntail Hawk ~ 灯籠の神/Lantern Kami
真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident

脱走魔術師/Fugitive Wizard||~||さまようもの/Wandering Ones||

腐肉クワガタ/Carrion Beetles ~ ぼろ布売り/Rag Dealer
ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf ~ 大蛇の支援者/Orochi Sustainer
巨大イボイノシシ/Giant Warthog ~ 苔の神/Moss Kami
テンペストディプリーションランド ~ 神河物語ディプリーションランド

同型再版はクリーチャーに多く、カード名やクリーチャー・タイプがそのブロックの世界観に合わない場合などに、それを適切なものに変更するのが目的である。 上の例で言えば、神河にはワイアウッドという地名もなければ、エルフもいないので、ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf大蛇の支援者/Orochi Sustainerとして再録したのである。

上の理由から、クリーチャーに対して同型再版と言う場合は、基本的にクリーチャー・タイプの違いを考慮しない。 そのため同型再版であっても他のカードとの相互作用によりカードの強さや役割が変化する場合もありうる。

同型再版により、事実上同じカードを1つのデッキに8枚、もしくはそれ以上入れられるようになることがある。 そのため、あまり強いカードは同型再版を作らないようにしている。 これに関してもっとも失敗した例は、Fyndhorn Elvesだろう。これのせいで、当時は事実上ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesを8枚入れることができたのである。

参考

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