共用ライフ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(1人の利用者による、間の1版が非表示)
2行: 2行:
  
 
==ルール==
 
==ルール==
双頭巨人戦では、チームごとに[[ライフ]]が共有されており、その初期値は30点である。[[ダメージ]]、ライフ[[回復]]、[[ライフロス]]などは[[プレイヤー]]ごとに発生し、その結果がチームの共用ライフに適用される。共用ライフ総量が0点以下になったチームは、[[状況起因効果]]により[[敗北]]する。
+
双頭巨人戦では、チームごとに[[ライフ]]が共有されており、その初期値は30点である。[[ダメージ]]、ライフ[[回復]]、[[ライフロス]]などは[[プレイヤー]]ごとに発生し、その結果がチームの共用ライフに適用される。共用ライフ総量が0点以下になったチームは、[[状況起因処理]]により[[敗北]]する。
  
 
*何らかの[[効果]]が特定のプレイヤーのライフの値を必要とした場合、そのチームの共用ライフ総量を用いる。
 
*何らかの[[効果]]が特定のプレイヤーのライフの値を必要とした場合、そのチームの共用ライフ総量を用いる。
9行: 9行:
 
**例えば、あるチームの共用ライフ25点であるとき、そのチームの一方のプレイヤーを[[対象]]に[[清めの風/Blessed Wind]]を[[唱える|唱え]]て[[解決]]する。このプレイヤーのライフ総量は25点から20点になり、5点減少したことになる。このときチームの共用ライフも20点となる。
 
**例えば、あるチームの共用ライフ25点であるとき、そのチームの一方のプレイヤーを[[対象]]に[[清めの風/Blessed Wind]]を[[唱える|唱え]]て[[解決]]する。このプレイヤーのライフ総量は25点から20点になり、5点減少したことになる。このときチームの共用ライフも20点となる。
 
*効果によってチームの両方のプレイヤーのライフ総量がある値になる場合、そのチームはメンバーの1人を選ぶ。そのチームにおいては、そのプレイヤーだけが影響を受ける。
 
*効果によってチームの両方のプレイヤーのライフ総量がある値になる場合、そのチームはメンバーの1人を選ぶ。そのチームにおいては、そのプレイヤーだけが影響を受ける。
**例えば、あるチームの共用ライフ総量が25点であり、そのチームのそれぞれのプレイヤーが[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[クリーチャー]]の数が、Aは3体でBは5体であったとする。このとき、[[生命の律動/Biorhythm]]を唱えて解決すると、まずそのチームはAとBの一方を選ぶ。Aを選んだ場合は共用ライフ総量が3点となり、Aは22(=25-3)点のライフを失う。Bを選んだ場合は共用ライフ総量が5点となり、Bは20(=25-5)点のライフを失う。いずれの場合も、選ばれなかったプレイヤーはライフの獲得も喪失もしていない。
+
**例えば、あるチームの共用ライフ総量が25点であり、そのチームのそれぞれのプレイヤーが[[コントロール]]する[[クリーチャー]]の数が、Aは3体でBは5体であったとする。このとき、[[生命の律動/Biorhythm]]を唱えて解決すると、まずそのチームはAとBの一方を選ぶ。Aを選んだ場合は共用ライフ総量が3点となり、Aは22(=25-3)点のライフを失う。Bを選んだ場合は共用ライフ総量が5点となり、Bは20(=25-5)点のライフを失う。いずれの場合も、選ばれなかったプレイヤーはライフの獲得も喪失もしていない。
  
 
==その他==
 
==その他==

2024年1月25日 (木) 17:09時点における最新版

共用ライフ/Shared Life Totalとは、双頭巨人戦における各チームのライフの総量のこと。

[編集] ルール

双頭巨人戦では、チームごとにライフが共有されており、その初期値は30点である。ダメージ、ライフ回復ライフロスなどはプレイヤーごとに発生し、その結果がチームの共用ライフに適用される。共用ライフ総量が0点以下になったチームは、状況起因処理により敗北する。

  • 何らかの効果が特定のプレイヤーのライフの値を必要とした場合、そのチームの共用ライフ総量を用いる。
  • 効果によって特定のプレイヤーのライフ総量がある値になる場合、そのプレイヤーはライフ総量をその値にするために必要な量のライフを得たり失ったりする。チームの共用ライフは増減と同じだけ変化する。
    • 例えば、あるチームの共用ライフ25点であるとき、そのチームの一方のプレイヤーを対象清めの風/Blessed Wind唱え解決する。このプレイヤーのライフ総量は25点から20点になり、5点減少したことになる。このときチームの共用ライフも20点となる。
  • 効果によってチームの両方のプレイヤーのライフ総量がある値になる場合、そのチームはメンバーの1人を選ぶ。そのチームにおいては、そのプレイヤーだけが影響を受ける。
    • 例えば、あるチームの共用ライフ総量が25点であり、そのチームのそれぞれのプレイヤーがコントロールするクリーチャーの数が、Aは3体でBは5体であったとする。このとき、生命の律動/Biorhythmを唱えて解決すると、まずそのチームはAとBの一方を選ぶ。Aを選んだ場合は共用ライフ総量が3点となり、Aは22(=25-3)点のライフを失う。Bを選んだ場合は共用ライフ総量が5点となり、Bは20(=25-5)点のライフを失う。いずれの場合も、選ばれなかったプレイヤーはライフの獲得も喪失もしていない。

[編集] その他

  • 最初は初期値が40点とされていたが、ゲームの迅速化を目的に2007年2月20日のフロア・ルール更新で30点に変更された。同年5月に総合ルールもこれと同様に変更された。
  • 最初は各プレイヤーのライフを参照する際に「チームの共用ライフの半分切り上げの値」を用いていたが、2010年4月の総合ルール更新で変更された。

[編集] 参考

QR Code.gif