ネビニラル/Nevinyrral

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'''ネビニラル'''/''Nevinyrral''は、[[アルファ]]の[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]の[[カード名]]が初出のキャラクター。
 
'''ネビニラル'''/''Nevinyrral''は、[[アルファ]]の[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]の[[カード名]]が初出のキャラクター。
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[[屍術師/Necromancer]]で[[Lich|リッチ/Lich]](高位の魔法使いのアンデッド)の男性。かつての都市[[アーボーグ/Urborg]]と、その都市のある地獄のような島を領地とする統治者でもあった。[[円盤の大魔術師/Magus of the Disk#ストーリー|後世の信奉者]]からは'''屍道士ネビニラル'''/''the necromage Nevinyrral''とも呼ばれる。
 
[[屍術師/Necromancer]]で[[Lich|リッチ/Lich]](高位の魔法使いのアンデッド)の男性。かつての都市[[アーボーグ/Urborg]]と、その都市のある地獄のような島を領地とする統治者でもあった。[[円盤の大魔術師/Magus of the Disk#ストーリー|後世の信奉者]]からは'''屍道士ネビニラル'''/''the necromage Nevinyrral''とも呼ばれる。
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[[アイスエイジ|氷河期]]よりも前の時代、ネビニラルは[[ボガーダン/Bogardan]]を支配する神のような存在たち(the godlike entities)と戦争するも敗北し、彼の王国(realm)は崩壊している。戦争の詳細は明らかにされていないが伝説によると、ネビニラルは敵の策略にはめられ、裂けた地面から噴火した火山によってアーボーグ市が呑み込まれてしまう。略奪者に魔法の財宝を渡すまいと、ネビニラルは最期に円盤を起動した、とされている。
 
[[アイスエイジ|氷河期]]よりも前の時代、ネビニラルは[[ボガーダン/Bogardan]]を支配する神のような存在たち(the godlike entities)と戦争するも敗北し、彼の王国(realm)は崩壊している。戦争の詳細は明らかにされていないが伝説によると、ネビニラルは敵の策略にはめられ、裂けた地面から噴火した火山によってアーボーグ市が呑み込まれてしまう。略奪者に魔法の財宝を渡すまいと、ネビニラルは最期に円盤を起動した、とされている。
  
また、彼が記したと伝えられる『ネクロマンサーの手引き/Necromancer's Handbook』という書物が残っている。→[[第5版]]以降の{{日本語画像|Drudge Skeletons~9ED|蠢く骸骨/Drudge Skeletons(フレイバー・テキスト)}}
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また、彼が記したと伝えられる『ネクロマンサーの手引き/Necromancer's Handbook』という書物が残っている(→[[第5版]]以降の[[蠢く骸骨/Drudge Skeletons]]のフレイバー・テキスト)。
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==名前の由来==
 
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名前の由来は、作家[[Wikipedia:ja:ラリー・ニーヴン|ラリー・ニーヴン/Larry Niven]]の逆綴りである([[アナグラム]])。
 
名前の由来は、作家[[Wikipedia:ja:ラリー・ニーヴン|ラリー・ニーヴン/Larry Niven]]の逆綴りである([[アナグラム]])。
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*なお、彼の著作である短編小説「魔法の国が消えていく」には、無限に回転を続けることで[[土地]]の[[マナ]]を完全に消費して、周囲の魔法をすべて無効化してしまう銅製の円盤が出てくる。すなわち、逆綴りであるNevinyrralから、マナ以外の全てを無効化する[[能力]]を持たされたのであろう。
 
*なお、彼の著作である短編小説「魔法の国が消えていく」には、無限に回転を続けることで[[土地]]の[[マナ]]を完全に消費して、周囲の魔法をすべて無効化してしまう銅製の円盤が出てくる。すなわち、逆綴りであるNevinyrralから、マナ以外の全てを無効化する[[能力]]を持たされたのであろう。
  
[[時のらせん]]では当初、[[カード]]化される旧キャラクターの候補に挙げられていた。しかし、名前の由来が洒落てはいるがやや不真面目なため、その案は破棄され、代わりに同じ屍術師の[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]が「[[屍術師リム=ドゥール/Lim-Dul the Necromancer]]」としてカードになった([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/af143 Time Spiral’s Wizards]参照)。
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[[時のらせん]]では当初、[[カード]]化される旧キャラクターの候補に挙げられていた。しかし、名前の由来が洒落てはいるがやや不真面目なため、その案は破棄され、代わりに同じ屍術師の[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]が「[[屍術師リム=ドゥール/Lim-Dul the Necromancer]]」としてカードになった。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/af143 Time Spiral’s Wizards]参照)
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===登場カード===
 
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:[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]][[アルファ]]~[[第5版]])
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:[[蠢く骸骨/Drudge Skeletons]](第5版~[[第10版]]
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:[[円盤の大魔術師/Magus of the Disk]]([[時のらせん]])
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===登場記事===
 
===登場記事===
 
*Dominian Chronicles ''Weatherlight'' Ports of Call([[Duelist]]19号の記事)
 
*Dominian Chronicles ''Weatherlight'' Ports of Call([[Duelist]]19号の記事)

2011年6月16日 (木) 23:17時点における版

ネビニラル/Nevinyrralは、アルファネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskカード名が初出のキャラクター。

目次

解説

屍術師/Necromancerリッチ/Lich(高位の魔法使いのアンデッド)の男性。かつての都市アーボーグ/Urborgと、その都市のある地獄のような島を領地とする統治者でもあった。後世の信奉者からは屍道士ネビニラル/the necromage Nevinyrralとも呼ばれる。

氷河期よりも前の時代、ネビニラルはボガーダン/Bogardanを支配する神のような存在たち(the godlike entities)と戦争するも敗北し、彼の王国(realm)は崩壊している。戦争の詳細は明らかにされていないが伝説によると、ネビニラルは敵の策略にはめられ、裂けた地面から噴火した火山によってアーボーグ市が呑み込まれてしまう。略奪者に魔法の財宝を渡すまいと、ネビニラルは最期に円盤を起動した、とされている。

また、彼が記したと伝えられる『ネクロマンサーの手引き/Necromancer's Handbook』という書物が残っている(→第5版以降の蠢く骸骨/Drudge Skeletonsのフレイバー・テキスト)。

名前の由来

名前の由来は、作家ラリー・ニーヴン/Larry Nivenの逆綴りである(アナグラム)。

  • なお、彼の著作である短編小説「魔法の国が消えていく」には、無限に回転を続けることで土地マナを完全に消費して、周囲の魔法をすべて無効化してしまう銅製の円盤が出てくる。すなわち、逆綴りであるNevinyrralから、マナ以外の全てを無効化する能力を持たされたのであろう。

時のらせんでは当初、カード化される旧キャラクターの候補に挙げられていた。しかし、名前の由来が洒落てはいるがやや不真面目なため、その案は破棄され、代わりに同じ屍術師のリム=ドゥール/Lim-Dulが「屍術師リム=ドゥール/Lim-Dul the Necromancer」としてカードになった。(→Time Spiral’s Wizards参照)

登場

登場カード

カード名に登場

アルファ第5版
ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk

フレイバー・テキストに登場

第5版~第10版
蠢く骸骨/Drudge Skeletons
時のらせん
円盤の大魔術師/Magus of the Disk

登場記事

  • Dominian Chronicles Weatherlight Ports of Call(Duelist19号の記事)
  • Dominian FAQ(Duelist27号の記事)

参考

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