スリヴァーの首領/Sliver Overlord (ストーリー)

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他の[[スリヴァー]]を制御する能力を持った特別個体。
 
他の[[スリヴァー]]を制御する能力を持った特別個体。
  
4つの頭部と、鉤爪のついた3本の腕部を有し、全身は灰白色、太い胴体に紅色と空色の文様が特徴({{日本語画像|Sliver Overlord}})。4306[[AR]]、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen#ストーリー|女王]]が不在の新種スリヴァー群を統率する新たな支配者となる。
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4つの頭部と、鉤爪のついた3本の腕部を有し、全身は灰白色、太い胴体に紅色と空色の文様が特徴({{Gatherer|id=207915}})。4306[[AR]]、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen#ストーリー|女王]]が不在の新種スリヴァー群を統率する新たな支配者となる。
  
 
100年前の[[ラース/Rath]]時代(当時の個体数は5千余り)を超える大集団にまでなった新種スリヴァーだったが、[[#カローナと共に誕生|後述]]のように[[ミラーリ/Mirari]]の魔法爆発で大部分が死滅してしまう。スリヴァーの首領および生き残ったスリヴァーの顛末は、スカージのストーリーではそれ以上語られていないものの、2世紀後の[[時のらせん]]で再びスリヴァーは世界を脅かす大群となって登場している(→[[スリヴァー軍団/Sliver Legion#ストーリー]])。
 
100年前の[[ラース/Rath]]時代(当時の個体数は5千余り)を超える大集団にまでなった新種スリヴァーだったが、[[#カローナと共に誕生|後述]]のように[[ミラーリ/Mirari]]の魔法爆発で大部分が死滅してしまう。スリヴァーの首領および生き残ったスリヴァーの顛末は、スカージのストーリーではそれ以上語られていないものの、2世紀後の[[時のらせん]]で再びスリヴァーは世界を脅かす大群となって登場している(→[[スリヴァー軍団/Sliver Legion#ストーリー]])。
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Randy Buehlerの記事の翌年、2004/03/08のRei Nakazawaの記事[http://www.wizards.com/magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/feature/199 A Sliver Story]では全く別の設定でのストーリーが公開された。
 
Randy Buehlerの記事の翌年、2004/03/08のRei Nakazawaの記事[http://www.wizards.com/magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/feature/199 A Sliver Story]では全く別の設定でのストーリーが公開された。
  
群れを率いる女王が不在のスリヴァーの群れは迷走し混乱した状態にあり、ミラーリから発せられる波動を女王の呼び声と錯覚して、その大半がミラーリの元へと引き寄せられてしまう(→[[激浪計画/Riptide Project#スリヴァー研究]]参照)。
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統率者たる女王が不在のスリヴァーの群れは迷走し混乱した状態にあり、ミラーリから発せられる波動を女王の呼び声と錯覚して、その大半がミラーリの元へと引き寄せられてしまう(→[[激浪計画/Riptide Project#スリヴァー研究]]参照)。
  
その結果、女神[[カローナ/Karona]]が誕生した際の魔力”爆発”(magical “explosion”)の中心近くは、新種のスリヴァーのほとんどが集合している状態であった。スリヴァーはその力の炸裂に耐え切れなかったため、大半が絶命してしまう。しかし、ある小集団は(カローナの時と同じように)一つに融合すると共に、群れ意識(hive mind)を顕現する究極体「スリヴァーの首領」へと突然変異する。
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その結果、邪神[[カローナ/Karona]]が誕生した際の魔力“爆発”(magical “explosion”)の中心近くは、新種のスリヴァーのほとんどが集合している状態であった。スリヴァーはその力の炸裂に耐え切れなかったため、大半が絶命してしまう。しかし、ある小集団は(カローナの時と同じように)一つに融合すると共に、群れ意識(hive mind)を顕現する究極体「スリヴァーの首領」へと突然変異する。
  
 
==登場==
 
==登場==

2014年2月2日 (日) 15:42時点における最新版

スリヴァーの首領/Sliver Overlordスカージに登場したキャラクター。

目次

[編集] 解説

他のスリヴァーを制御する能力を持った特別個体。

4つの頭部と、鉤爪のついた3本の腕部を有し、全身は灰白色、太い胴体に紅色と空色の文様が特徴(イラスト)。4306AR女王が不在の新種スリヴァー群を統率する新たな支配者となる。

100年前のラース/Rath時代(当時の個体数は5千余り)を超える大集団にまでなった新種スリヴァーだったが、後述のようにミラーリ/Mirariの魔法爆発で大部分が死滅してしまう。スリヴァーの首領および生き残ったスリヴァーの顛末は、スカージのストーリーではそれ以上語られていないものの、2世紀後の時のらせんで再びスリヴァーは世界を脅かす大群となって登場している(→スリヴァー軍団/Sliver Legion#ストーリー)。

[編集] 誕生の経緯

スリヴァーの首領の誕生には、公式サイトにおいて2つの異なる設定が公開されている。

[編集] 激浪計画による育種

Randy Buehlerの記事Last Year's Zombie Deck(2003/05/23)によると、スリヴァーの首領は激浪計画/Riptide Projectが育種した個体とされている。

レギオンから受け継いだストーリーでは、激浪計画が誤って解き放ったスリヴァーの群れがオタリア/Otaria全土で暴れているという背景があり、スリヴァーの首領を育種した目的はスリヴァーを制御することにある(→激浪計画/Riptide Project#スリヴァー横行支配されざる横行/Uncontrolled Infestation#ストーリー参照)。

[編集] カローナと共に誕生

Randy Buehlerの記事の翌年、2004/03/08のRei Nakazawaの記事A Sliver Storyでは全く別の設定でのストーリーが公開された。

統率者たる女王が不在のスリヴァーの群れは迷走し混乱した状態にあり、ミラーリから発せられる波動を女王の呼び声と錯覚して、その大半がミラーリの元へと引き寄せられてしまう(→激浪計画/Riptide Project#スリヴァー研究参照)。

その結果、邪神カローナ/Karonaが誕生した際の魔力“爆発”(magical “explosion”)の中心近くは、新種のスリヴァーのほとんどが集合している状態であった。スリヴァーはその力の炸裂に耐え切れなかったため、大半が絶命してしまう。しかし、ある小集団は(カローナの時と同じように)一つに融合すると共に、群れ意識(hive mind)を顕現する究極体「スリヴァーの首領」へと突然変異する。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] 登場記事

[編集] 参考

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