カーン/Karn

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'''カーン'''/''Karn''は、銀のゴーレムの[[プレインズウォーカー]]。4205年覚醒。
  
[[プレインズウォーカー]]。4205年覚醒。
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==ストーリー==
 
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[[トレイリア/Tolaria]]学院時代、[[ウルザ/Urza]]の時間逆行実験のための先鞭となるプローブ1号(探査機)として作られる。[[ザンチャ/Xantcha]]の人格マトリクスが組み込まれている。カーンという名は[[ジョイラ/Jhoira]]がつけたもので、[[古代スラン語]]で「力」を意味する。銀製なのは、[[銀]]が時間の門を潜り抜けることのできる唯一の物質であったから。
[[トレイリア/Tolaria]]学院時代、[[ウルザ/Urza]]の時間逆行実験のための先鞭となるプローブ1号(探査機)として作られる。
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[[ザンチャ/Xantcha]]の人格マトリクスが組み込まれている。カーンという名は[[ジョイラ/Jhoira]]がつけたもので、[[古代スラン語]]で「力」を意味する。銀製なのは、[[銀]]が時間の門を潜り抜けることのできる唯一の物質であったから。
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その後キャパシェン家にわたり、[[ジェラード/Gerrard]]の保護者に。[[ファイレクシア/Phyrexia]]人の攻撃を受けてキャパシェン家は皆殺しにされるが、カーンはジェラードを1人連れてジャムーラのシダー・コンドのもとに逃げ込む。
 
その後キャパシェン家にわたり、[[ジェラード/Gerrard]]の保護者に。[[ファイレクシア/Phyrexia]]人の攻撃を受けてキャパシェン家は皆殺しにされるが、カーンはジェラードを1人連れてジャムーラのシダー・コンドのもとに逃げ込む。
  
成人の儀式に失敗したコンドの実子ヴュエル(後の[[ヴォルラス/Volrath]])が、ある晩[[レガシー]]を盗み出した時に気が付いたのはカーン一人だけだった。砂漠をいくつも越えた村でヴュエルに追いつくが、無関係の村人を巻き込んで死なせてしまう。その隙にヴュエルは[[試練の石/Touchstone]]を使いカーンを休眠状態にさせることに成功する。
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成人の儀式に失敗したコンドの実子ヴュエル(後の[[ヴォルラス/Volrath]])が、ある晩[[レガシー]]を盗み出した時に気が付いたのはカーン1人だけだった。砂漠をいくつも越えた村でヴュエルに追いつくが、無関係の村人を巻き込んで死なせてしまう。その隙にヴュエルは[[試練の石/Touchstone]]を使いカーンを休眠状態にさせることに成功する(事情を知らないジェラードはカーンに見捨てられたと思い、魔術の修行をするため[[ムルタニ/Multani]]のもとへと向かう)。怪物退治の記念碑として小さな村の広場に飾られていたカーンは、レガシーを探していたシッセイによってそのまま[[ウェザーライト/Weatherlight]]号の船倉に保管され、ジェラードとの再会を待ち続けていた。
(事情を知らないジェラードはカーンに見捨てられたと思い、魔術の修行をするため[[ムルタニ/Multani]]のもとへと向かう)
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怪物退治の記念碑として小さな村の広場に飾られていたカーンは、レガシーを探していたシッセイによってそのまま[[ウェザーライト/Weatherlight]]号の船倉に保管され、ジェラードとの再会を待ち続けていた。
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[[シッセイ/Sisay]]艦長が誘拐された際に、艦長代理として船に戻ってきたジェラードはカーンを船倉で見つけ、休眠状態から覚醒させることに成功する。自身も、ウェザーライト号も“レガシー”を構成する一部であるため、カーンはウェザーライト号のメンテナンスを担当するようになる。
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[[シッセイ/Sisay]]艦長が誘拐された際に、艦長代理として船に戻ってきたジェラードはカーンを船倉で見つけ、休眠状態から覚醒させることに成功する。自身も、ウェザーライト号も“レガシー”を構成する一部であるため、カーンはウェザーライト号のメンテナンスを担当するようになる。ファイレクシアとの激戦の中でウルザとジェラードを生け贄にしてプレインズウォーカーとして覚醒。戦争終結後、[[オアリム/Orim]]を連れて[[メルカディア/Mercadia]]へ。
ファイレクシアとの激戦の中でウルザとジェラードを生け贄にしてプレインズウォーカーとして覚醒。戦争終結後、[[オアリム/Orim]]を連れて[[メルカディア/Mercadia]]へ。
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その後は、自身で作り上げた人工世界[[アージェンタム/Argentum]]で半休眠状態のままドミニアを監視していた([[オタリア/Otaria]]大陸に送り込んだ[[ミラーリ/Mirari]]は監視のための情報収集装置を兼ねていた)。[[カローナ/Karona]]がアージェンタムを訪れた際には、正体を偽り会見を行う。カローナの存在がドミニアに与える影響を考慮し、マクト卿と名乗って[[カマール/Kamahl]]に助言を行う。
 
その後は、自身で作り上げた人工世界[[アージェンタム/Argentum]]で半休眠状態のままドミニアを監視していた([[オタリア/Otaria]]大陸に送り込んだ[[ミラーリ/Mirari]]は監視のための情報収集装置を兼ねていた)。[[カローナ/Karona]]がアージェンタムを訪れた際には、正体を偽り会見を行う。カローナの存在がドミニアに与える影響を考慮し、マクト卿と名乗って[[カマール/Kamahl]]に助言を行う。
  
カローナがカマールによって倒された後は、ミラーリから作り出した[[メムナーク/Memnarch#story|メムナーク/Memnarch]]にアージェンタムの管理を任せ、同じプレインズウォーカーとして覚醒したばかりの[[ジェスカ/Jeska]]とともに多元宇宙の旅に出てしまった。
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カローナがカマールによって倒された後は、ミラーリから作り出した[[メムナーク/Memnarch#ストーリー|メムナーク/Memnarch]]にアージェンタムの管理を任せ、同じプレインズウォーカーとして覚醒したばかりの[[ジェスカ/Jeska]]とともに多元宇宙の旅に出てしまった。
  
==平行世界 ==
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===平行世界===
[[クロウヴァクス/Crovax#parallel|クロウヴァクス/Crovax]]に代わって[[ミリー/Mirri#parallel|ミリー/Mirri]]が[[セレニア/Selenia#parallel|セレニア/Selenia]]を殺し呪われることになった平行世界に登場。
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[[クロウヴァクス/Crovax#平行世界|クロウヴァクス/Crovax]]に代わって[[ミリー/Mirri#平行世界|ミリー/Mirri]]が[[セレニア/Selenia#平行世界|セレニア/Selenia]]を殺し呪われることになった平行世界に登場。
  
 
==登場カード==
 
==登場カード==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
  
 
[[Category:プレインズウォーカー|かーん]]
 
[[Category:プレインズウォーカー|かーん]]
 
[[Category:ウェザーライト・サーガ|かーん]]
 
[[Category:ウェザーライト・サーガ|かーん]]
 
[[Category:ミラディンの人物|かーん]]
 
[[Category:ミラディンの人物|かーん]]

2008年6月20日 (金) 20:24時点における版

カーン/Karnは、銀のゴーレムのプレインズウォーカー。4205年覚醒。

目次

ストーリー

トレイリア/Tolaria学院時代、ウルザ/Urzaの時間逆行実験のための先鞭となるプローブ1号(探査機)として作られる。ザンチャ/Xantchaの人格マトリクスが組み込まれている。カーンという名はジョイラ/Jhoiraがつけたもので、古代スラン語で「力」を意味する。銀製なのは、が時間の門を潜り抜けることのできる唯一の物質であったから。

その後キャパシェン家にわたり、ジェラード/Gerrardの保護者に。ファイレクシア/Phyrexia人の攻撃を受けてキャパシェン家は皆殺しにされるが、カーンはジェラードを1人連れてジャムーラのシダー・コンドのもとに逃げ込む。

成人の儀式に失敗したコンドの実子ヴュエル(後のヴォルラス/Volrath)が、ある晩レガシーを盗み出した時に気が付いたのはカーン1人だけだった。砂漠をいくつも越えた村でヴュエルに追いつくが、無関係の村人を巻き込んで死なせてしまう。その隙にヴュエルは試練の石/Touchstoneを使いカーンを休眠状態にさせることに成功する(事情を知らないジェラードはカーンに見捨てられたと思い、魔術の修行をするためムルタニ/Multaniのもとへと向かう)。怪物退治の記念碑として小さな村の広場に飾られていたカーンは、レガシーを探していたシッセイによってそのままウェザーライト/Weatherlight号の船倉に保管され、ジェラードとの再会を待ち続けていた。

シッセイ/Sisay艦長が誘拐された際に、艦長代理として船に戻ってきたジェラードはカーンを船倉で見つけ、休眠状態から覚醒させることに成功する。自身も、ウェザーライト号も“レガシー”を構成する一部であるため、カーンはウェザーライト号のメンテナンスを担当するようになる。ファイレクシアとの激戦の中でウルザとジェラードを生け贄にしてプレインズウォーカーとして覚醒。戦争終結後、オアリム/Orimを連れてメルカディア/Mercadiaへ。

その後は、自身で作り上げた人工世界アージェンタム/Argentumで半休眠状態のままドミニアを監視していた(オタリア/Otaria大陸に送り込んだミラーリ/Mirariは監視のための情報収集装置を兼ねていた)。カローナ/Karonaがアージェンタムを訪れた際には、正体を偽り会見を行う。カローナの存在がドミニアに与える影響を考慮し、マクト卿と名乗ってカマール/Kamahlに助言を行う。

カローナがカマールによって倒された後は、ミラーリから作り出したメムナーク/Memnarchにアージェンタムの管理を任せ、同じプレインズウォーカーとして覚醒したばかりのジェスカ/Jeskaとともに多元宇宙の旅に出てしまった。

平行世界

クロウヴァクス/Crovaxに代わってミリー/Mirriセレニア/Seleniaを殺し呪われることになった平行世界に登場。

登場カード

参考

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