Don't Worry About It (Playtest)
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Don't Worry About It (1)(緑)(青)エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたの手札にあるカード)(このオーラは戦場にとどまる。エンチャントされているカードをあなたがプレイする、または他の方法でそれがあなたの手札を離れる場合、このオーラを墓地に置く。)
エンチャントされているカードを唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがエンチャントされているカードを唱えたとき、それをコピーする。
[テストカード - 構築では使用できない。]
あなたの手札のカードを対象とする極めて珍しいオーラ。能力自体は、エンチャント先の呪文を唱える際にそれをコピーするオーソドックスなものだが、エンチャントされたカードは、他のプレイヤーが識別できるように手札の他のカードとは別に保管する必要がある。
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[編集] 解説
エンチャントした手札のカードは他のプレイヤーが識別できるようにする必要があるものの、カードを公開する必要はない[1]。こうすることで「Don't Worry About It(気にしないで)」と言いながらこれ見よがしに見せつけ、「もしもあれが自分にとって致命的なカードだったら……」と相手に心理的負担をかけることがポイント。
当然、このカードを破壊されるリスクはあるし、エンチャント先のカードは真っ先に手札破壊の対象となるだろうが、それに対応できる呪文だったら良し、ただのブラフだったのに引っかかってくれたらまさしくしてやったり。コピー呪文は奇襲性も重要だが、このカードの主戦場であるブースター・ドラフトを鑑みると、リスクを覚悟の上、終盤の膠着した状況を見据えてエンドカードを先に準備しておく感覚のプレイングも必要になってくるだろう。
そうでなくとも、呪文ならなんでもコピーできる能力にしては軽い上、コストを(1)軽くするオマケ付き。このカードが破壊されるリスクと情報アドバンテージの一部を公開するリスクを考慮したのだろうが、エンチャントしたカードを即時唱えることも可能なので、テストカードであることも納得な強力なカードとなっている。
- イラストは「気にするな」と言われても、とてもその通りにできる状況じゃない。
[編集] ルール
- この手のコピーにはほとんどある「コピーの新たな対象を選んでもよい。」の一文が無いことに注意。そのためコピー元と同じ対象を選択することとなり、場合によっては無駄打ちとなる。モードも同様、コピー元と異なるモードは選べない。追加コストの場合、コピーは追加コストを支払うことを選べないが、コピー元と同じ追加コストを支払われたものとみなす。コピーのルールの詳細は当該ページを参照。
- コピーするのはエンチャント先のカードを唱えた場合のみだが、エンチャントする手札のカード自体に制限はなく土地でも良い。ブラフをかける際の参考に。
[編集] 脚注
[編集] 参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)