虚空の大口/Void Maw
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Void Maw / 虚空の大口 (4)(黒)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
クリーチャー — ホラー(Horror)
トランプル
他のクリーチャーが死亡する場合、代わりにそれを追放する。
虚空の大口よって追放されたカード1枚をオーナーの墓地に置く:虚空の大口はターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
死亡するクリーチャーを追放した上で、それを使ってパンプアップできるクリーチャー。
対戦相手のカードも食べることが可能である。クリーチャーが死亡することを置換するので、夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starやずべらなど、戦場から墓地に置かれることで誘発する能力(死亡誘発能力)を使えなくする副次的効果もある。パンプアップ用に使わなければちょっとした墓地対策にもなる。
トランプルを持ちチャンプブロックでは阻止できないため、フィニッシャーになり得る。ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskなど、クリーチャーを生け贄に捧げる能力を持つカードとの相性もよい。
- クリーチャー・トークンはカードではないため、パンプアップに使えない(起動できるタイミングにはトークンはゲームから消滅している)。
- クリーチャー・カードを追放したまま自身が戦場を離れた場合、カードは追放されたままである。新たに虚空の大口を出しても、そのカードは新たに出した方の虚空の大口が追放したものではないため、パンプアップ能力のコストには使えない。
- この能力は強制なので、自分も死亡誘発を誘発条件とする誘発型能力は使えなくなる点には注意。
オラクルの変遷
一時期(2007年1月のオラクル変更以降)、クリーチャーを追放する際に死体(corpse)カウンターを置き、パンプアップ能力は追放領域の死体カウンターが乗ったクリーチャー・カードをコストとするようにテキストが変更されていた。これにより他の虚空の大口が追放したカードもコストとして使えるようになっていた。2008年7月11日のオラクル更新で当初の能力に戻され、現在は自身が追放したカードしかコストに使えない。
- テキストが変更されていた理由は、追放するのが置換効果だったことにある。このカードが直接追放するわけではないから「自身が追放したカード」は存在せず、パンプアップ能力でコストにできるカードは絶対に存在しないことになってしまう。現在は関連している能力のルール(この場合はCR:607.2bおよびCR:614.14が該当)が追加されたことによりこの問題は解決している。