機械正典/Machine Orthodoxy

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新ファイレクシア/New Phyrexiaの派閥

機械正典/Machine Orthodoxyは、ミラディン/Mirrodinにおける新ファイレクシア/New Phyrexiaの5つの体系のひとつである白のマナに列する派閥。その哲学は「信仰」と「結束」。

目次

概要

機械正典と呼ばれる信仰のもと、法務官/Praetorである大修道士エリシュ・ノーン/Elesh Nornを頂点に秩序だった階級社会を築いている。

教団の成立と目的

ファイレクシア人の物理的志向と熱狂的な宗教体系という矛盾した性質より、宗教の歪な真似事として機械正典は作り出された。

彼らの法と教義は銀白の刻文/the Argent Etchingsと呼ばれるものに刻まれており、それによる輝かしい未来が約束されていると考えている。教団の目的はこの次元/Planeにおける存在を全て変質させるか再利用することによってミラディン全土をファイレクシアの理想郷とすることである。

そして、後にその目的は多元宇宙/Multiverse全体へと広がることとなる。ファイレクシア病/Phyresisによる統合は不必要な争いを終わらせる祝福であると彼らは信じているのだ。

雪花石の徒党/Alabaster Host

機械兵団の進軍では、多元宇宙へ侵略する機械正典の軍団は雪花石の徒党/Alabaster Hostと呼ばれている。彼らは機械兵団の中で最も熱狂的な軍団であり、非ファイレクシア人には不協和音としか聞こえない機械正典への讃美歌を謳いながら進軍する。

宗派

機械正典にはいくつかの宗派が存在しており、代表的なものは次の3つである。

肉体的単一派/The Flesh Singularity

全てのあまねく統一/Total Unityを目指す分派/Sect。

利己的自我を消滅させ、全ての存在の完全なる統合を意味する。彼らは皮膚をその統合を阻害する壁として憎み、嫌悪する。

磁器軍/The Porcelain Legion

理想の姿/the Ideal Formを目指す分派。

あらゆる生命の肉体をファイレクシアにとっての理想の姿に変容させることを意味する。

カーンの使徒/The Apostles of Karn

創造主の神意/the Creator's Destinyを崇める分派。

ファイレクシアの中心となる指導者が必要と考えており、そこにカーン/Karnを据えようとしている。彼らは時にはカーンの侍従であり、時には看守にして拷問者でもある。

拠点

別館/Annex

新ファイレクシアの教義を広めるための建造物。

機械正典が広まるにつれ、生物を変質させるだけでなくより実践的な宗教として機能させるために作られたものである。ミラディン人の生活空間や前哨基地をファイレクシア建造物の上部構造に取り込んだ設計となっている。

通常、大雑把な人型の姿をし、知性を持ったファイレクシア人司祭によって率いられている。彼らは機械正典内で高い地位を得た者で、司法官/Chancellorsと呼ばれている[注釈 1]。これら多くの別館は放射状の建築物の集合体であり、中央には司法官の地位を象徴する高座や、まれにカーンの記念碑が置かれている。

また、ミラディンの核内部にもいくつかの別館が存在している。これらは悪夢のような建築様式を持つ大聖堂であり、信仰深い者達に尽くしている。

美麗聖堂/The Fair Basilica

新ファイレクシアが9層構造になった後の機械正典の領地。上から7層目に位置する。

詳細は美麗聖堂/The Fair Basilica#ストーリーを参照。

所属する者

脚注

注釈

  1. ↑ カードでは「大長」と訳されている。別館の大長/Chancellor of the Annexなど

登場

参考

「http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E6%AD%A3%E5%85%B8/Machine_Orthodoxy」より作成
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