タイプ
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タイプ/Typeとは、
- オブジェクトの性質のうち、カードやトークンであればタイプ行に書かれるもの。すなわち特殊タイプやカード・タイプやサブタイプのことを短縮して、あるいは複数まとめて単に「タイプ」と言う。本項で解説する。
- 以前は「タイプ」がカード・タイプの正式名称だったこともあった。
- マナのタイプとは、マナが持つ性質のことを指すルール用語。詳しくはそちらを参照。
- 「タイプ[数字]」という形でフォーマットを言い表す、(ほとんどが)古い呼び名。
- デッキに関しては、デッキタイプやアーキタイプといった俗語がある。
本項では1.について解説する。
オブジェクトのタイプ
サブタイプを表す例
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
見紛う蜃気楼が戦場に出るに際し、基本土地タイプを1つ選ぶ。
エンチャントされている土地は選ばれたタイプである。
例えば見紛う蜃気楼/Convincing Mirageは基本土地タイプのことを単に「選ばれたタイプ」と省略して記述している。
特殊タイプを表す例
伝説の氷雪クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相(このカードはすべてのクリーチャー・タイプである。)
あなたは霜のモーリットを、これの他のタイプに加えて伝説であり氷雪であることと、これがクリーチャーであるなら+1/+1カウンター2個が追加で置かれた状態で戦場に出て多相を持つことを除き、あなたがコントロールしているパーマネント1つのコピーとして戦場に出してもよい。
例えば霜のモーリット/Moritte of the Frostは特殊タイプである伝説や氷雪を、タイプの一種として記述している。
複合的な例
〔青/黒〕 伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie)
このクリーチャーがルーデヴィックの傲慢、オーラグに変身するに際し、名前が《ルーデヴィックの傲慢、オーラグ/Olag, Ludevic's Hubris》であり、4/4であり、他の色やタイプに加えて青黒の伝説のゾンビ(Zombie)であることを除き、これによって追放されているクリーチャー・カード1枚のコピーになる。ルーデヴィックの傲慢、オーラグの上に、これによって追放されているクリーチャー・カードの枚数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。
4/4Ludevic, Necrogenius / 屍術の俊英、ルーデヴィック (青)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
屍術の俊英、ルーデヴィックが戦場に出るか攻撃するたび、カード1枚を切削する。
(X)(青)(青)(黒)(黒),あなたの墓地にあるクリーチャー・カードX枚を追放する:屍術の俊英、ルーデヴィックを変身させる。Xは0にできない。起動はソーサリーとしてのみ行う。
例えばルーデヴィックの傲慢、オーラグ/Olag, Ludevic's Hubrisは特殊タイプである伝説とクリーチャー・タイプであるゾンビをまとめてタイプとして記述している。