セラの天使/Serra Angel (ストーリー)
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セラの天使/Serra Angelはクリーチャーの1種。
狭義にはセラの天使/Serra Angelのカードに描かれた天使を指すが、広義にはプレインズウォーカー/Planeswalkerのセラ/Serraが創造した天使すべてを含む総称である。ここでは後者について解説する。
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解説
セラが純粋な白マナから作り出した天使/Angelであり、肉体から産まれる自然の生き物ではない。剣を携え邪悪を懲らしめる正義の戦天使である。鳥の翼を背中に生やした美しい人間女性の姿をした者が大半だが、中には男性の姿の天使も存在している。
セラを信奉する者であることから、人間の信者とひと括りにしてSerran(セラ人)と表現されることもある。インベイジョン・ブロック小説3部作では特にSerran Angelとも表記された。
セラの領土
セラの創造した次元/Plane、セラの領土/Serra's Realmは数多の天使が住まう天国のような世界である。しかし、ファイレクシア/Phyrexiaとの戦争を経た2500AR、汚染され荒廃したこの次元はセラに見捨てられてしまう。大天使レイディアント/Radiantをはじめとする多くの天使は居残ることを選択したが、結局3360ARに次元は崩壊しウェザーライト/Weatherlight号の動力機関に取り込まれ、セラ人は難民となってドミナリア/Dominariaに移住した。
ウルザズ・サーガとウルザズ・レガシーでは、セラの領土に住む無名のセラの天使たちがカード化されたり、イラストなどに描かれている。
ウルグローサ
ウルグローサ/Ulgrothaを舞台としたホームランドでは天使はカード化されていないものの、セラはコミックにおいて白マナから天使を呼び出している。
ドミナリア
ドミナリア/Dominariaにはセラの領土からの難民である多くの天使が住み着いている他、魔法で召喚された天使もいる。
ウルザズ・デスティニーでは数々の難民天使がカードに登場し、インベイジョン・ブロックではファイレクシア軍と戦う天使が描かれている。ドミナリアの時期(AR46世紀)にはセラの手によるものではない新たなセラの天使が創造されている。
セラの天使のキャラクター
名前付きのセラの天使キャラクターの一覧。
- セラに代わって次元の統治者となった大天使。
- セラの領土での戦争の際にファイレクシアの虜囚となった天使。後にアーボーグ/Urborgのクロウヴァクス/Crovaxの家の守護天使となった。
- Kenidiern(ケニディアン)
- 男性の姿をした天使。人間女性のSosinna(ソシンナ)に愛されている。小説Planeswalkerに登場。
- セラの領土からドミナリアに逃れた難民の一人。4205AR、ファイレクシアのドミナリア侵攻戦争では、故郷を滅ぼした宿敵ファイレクシア相手に戦いを挑んでいる。
- Trine(トライン)
- 古代コロンドール/Corondorに召喚され堕天使/Fallen Angelに落とされた元セラの天使で、コミック版Fallen Angelに登場した。
- Rahel(ラヘル)
- トラインを倒して浄化したセラの天使。
- Adrial(エイドリアル)
- 石像の姿でThe Tomb of Indorin(インドリンの墳墓)を守護するセラの天使。Tapestries収録の短編Thief's Flightに登場。
- セラの領土からドミナリアに逃れた難民の一人。AR46世紀にはセラの天使達を率いてベナリア市/Benalia Cityを守護している。
- ドミナリアで新たに生まれたセラの天使。AR46世紀に修復されたウェザーライト/Weatherlight号の整備士を務めている。