タワーマジック
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タワーマジックは、ハウスルールの1つ。対戦するときに使うセットの枚数がタワーデッキ並みに多くなるため、このような名前で呼ばれる。
[編集] 解説
- 適当にカードをもってきて束をつくり(これをタワーという)、それをライブラリーとしてゲームを行う。(土地は含めないことが多い。)
- すべてのカードはその色と同じマナの出る種類の基本土地としてプレイしてもよい。
以上が基本ルールであるが、その他にもライブラリー共有や、マナ・コストが同じ別のカードとして唱えなければならない(メンタルマジック)など、いろいろなローカルルールがある。
かなりのルールが本来のマジックとは異なるため、ルールが曖昧になりやすく、いろいろなカードが禁止扱いになる。例えば、ライブラリーを適当にもってくるというゲームの性質上、お互いのライブラリーの枚数が異なることが多いので、サーチ関係のカードは禁止されることが多い。
同様に、ライブラリー共有ルールの際にはライブラリー操作呪文もよく禁止される。ライブラリーをリソースとする効果も強力になりやすく、また土地としてプレイしたカードを簡単に手札に戻せるカードも嫌われる。土地を参照する呪文でもよくもめる(突撃の地鳴り/Seismic Assaultでなんでも捨てられるのか?など)ので、事前にルールを決めておくのがよい。
マジックとは若干基本的な戦略などが異なってくるので嫌われることもあるが、やってみると非常に奥深く面白い遊びである。好きな人はとことん好きで、このルールで遊ぶためにバランスをある程度調整したタワーマジックセットを作ってしまうほどの人も結構いるようだ。
- デュエル・マスターズなどのトレーディングカードゲームでは、「同色のカードを土地に当たるカードとして扱う」という、タワーマジックに似たルールを採用している。
- Magic Online VanguardのDakkon Blackblade Avatarも似たような能力を持つ。