Salad
提供:MTG Wiki
Saladは、2018年夏に発売される予定だったカード・セット。この名前はコードネームであり、「サラダ」を意味する。
当初、ドミナリアは続く小型セット「Salad」とともに、「ドミナリア・ブロック」を構成する予定であった。しかしセット・デザインが始まる前に[1]、ブロック制の廃止と基本セットの復活という方針転換[2]が行われ、Saladは基本セット2019に置き換わる形で開発中止になった。
Saladは正義の勢力(ゲートウォッチ/The Gatewatchやウェザーライト/Weatherlight)と悪の勢力(ベルゼンロック/Belzenlok率いる陰謀団/The Cabal)の戦いに焦点が当たるセットであり、ハイ・ファンタジーな雰囲気から両陣営に騎士がいるべきだとされた。そのためSaladには騎士のタイプ的テーマがあり、これはドミナリアに吸収された(ベナリア史/History of Benaliaなど)[3]。
また、ドミナリアの「ブースターパックに必ず1枚以上の伝説のクリーチャー・カードが封入されている」という仕様も、元はSaladのために考え出されたものである[4]。
そのほか、クリーチャー1体を指揮者に指定し能力を付与する「指揮者/Leader」というメカニズムが考案されており、後の指輪があなたを誘惑するの原型になった[5]。
[編集] 脚注
- ↑ Odds & Ends: Core Set 2019 Strikes Again/こぼれ話:『基本セット2019』の再来(Making Magic 2018年8月13日 Mark Rosewater著)
- ↑ Metamorphosis 2.0/変身2.0(Making Magic 2017年6月12日 Mark Rosewater著)
- ↑ Stories from Dominaria, Part 1/『ドミナリア』での話 その1(Making Magic 2018年4月16日 Mark Rosewater著)
- ↑ Odds & Ends: Dominaria, Part 2/こぼれ話:『ドミナリア』 その2(Making Magic 2018年5月28日 Mark Rosewater著)
- ↑ Crafting the Ring, Part 1/『指輪』作り その1(Making Magic 2023年5月30日 Mark Rosewater著)