ディサ/Disa
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不休のディサ/Disa the Restlessは、氷河期末期の女性探検家。カードとしてはモダンホライゾン3統率者デッキの不休のディサ/Disa the Restlessが初出。
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解説
人間/Humanの女性(イラスト)。柏槙教団/Juniper Orderの上座ドルイド/Elder Druidであるコールビーヨーン/Kolbjornの妻で、ケイサ/Kaysaの義理の母。
旅行日記を残し、その一部はフレイバー・テキストに抜粋されている。アダーカー荒原/Adarkar Wastesやヤヴィマヤ/Yavimaya、カープルーザン山脈/Karplusan Mountainsを踏破しているようだが、テリシア/Terisiare西部の氷壁を越えてラト=ナム/Lat-Namまでは到達できなかった。見えざる者の学び舎/School of the Unseenの魔術師たちに見張られ、魔法で幻惑されたためである。日記には数々の不思議や怪物についての記述もある。
探検隊の生き残りとしてキイェルドーに帰還。彼女を迎えに来たルシルド・フィクスドッター/Lucilde Fiksdotterやクラジーナ・ジャンスドッター/Klazina Jansdotterらとともに訪れた、祝祭日のミッケル/Mikkelでアンデッドの部隊に襲われる。
その後、ケルシンコ/Kelsinkoで夫と義理の娘と共にフレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spellに立ち会う。
雪解けの時/The Thawに流行した疫病で命を落とした。
- モダンホライゾン3統率者デッキに付属する説明で以下が述べられている。
不休のディサは、ドミナリアの氷河期に活躍したキイェルドーの探検家であった。ディサは長老ドルイドのコルビョルンと結婚し、ケイサの養母となった。探検のエキスパートで、リム=ドゥールが最初にキイェルドーを攻撃した後、西方へ遠征したことでもっとも有名である。実際、氷河期のテリシアに関する著作のほとんどは、ディサによって書かれたものだ。休むことなく常に大地を探検し、歩き回っていた。
ヤヴィマ川[1]の向こうでルアゴイフに遭遇したことはあったが、実際に戦いとなったのはフィンドホーンの森を訪れた時が初めてだった。ディサの一行はルアゴイフの待ち伏せ攻撃に遭ったが、ディサは逃げることなく真正面から立ち向かい、激しい戦いの末、ルアゴイフを倒して鎮圧することに成功した。ディサはルルゴイフ[2]を殺さず、手なずけて服従させた。その時からルアゴイフはディサの案内役となり、守護者、そして相棒となった。しかし縄張りの端まで来ると、ルアゴイフは縄張りを離れることを拒んだ。そしてディサはルアゴイフの扱い方を心得ていった。フィンドホーンを旅している間、ディサは新しいルアゴイフに出会うたびに同じ方法で手なずけ、一団を導き、守ることができた。
訳語
「Disa the Restless」は、第6版の氷河の壁/Glacial Wallのフレイバー・テキストで「せかせか者のディーサ」と訳されていた。
コールドスナップのテーマデッキでアイスエイジのカードが日本語化された際、改めて「不休のディサ」と訳語が充てられた。
登場
登場カード
旅行日記が登場するカード
- Adarkar Sentinel
- Anarchy
- Avalanche
- Balduvian Bears
- Clairvoyance
- 巨大トタテグモ/Giant Trap Door Spider
- 氷河の壁/Glacial Wall
- Gorilla Pack
- Hoar Shade
- ハリケーン/Hurricane
- Illusionary Presence
- Illusionary Terrain
- Karplusan Giant
- Kjeldoran Frostbeast
- 霧の民/Mistfolk
- Monsoon
- Mountain Titan
- Rime Dryad
- スタンピード/Stampede
- 長毛マンモス/Woolly Mammoths
- Yavimaya Gnats
脚注
- ↑ 英語文でもYavima Riverと表記されている。氷河期当時のヤヴィマヤ河/Yavimaya Riverがテリシア西方にあるため(Duelist誌5号の地図も参照)、別の地名というよりは誤植が疑われるか。
- ↑ 原文ママ
参考
- アイスエイジ
- アライアンス
- コールビーヨーン/Kolbjorn
- Feast of Kjeld(Duelist5号の短編)
- Forever Silent The World(アメコミ版アイスエイジvol.4)
- 背景世界/ストーリー用語