ミナス・モルグルのゴルバグ/Gorbag of Minas Morgul
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伝説のクリーチャー — オーク(Orc) 兵士(Soldier)
ゴブリン(Goblin)やオーク(Orc)のうちあなたがコントロールしている1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それを生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、以下から1つを選ぶ。
・カード1枚を引く。
・宝物(Treasure)トークン1つを生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
ゴブリンかオークがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それを生け贄に捧げることで宝物かドローを得る伝説のオーク・兵士。
誘発達成条件が限定的な割に、生け贄対リターンのパフォーマンスがやや悪い。さらに指輪物語:中つ国の伝承のリミテッドには1/1のゴブリンの様な手頃な生け贄が存在するわけでもないので、条件を満たせても生け贄を捧げたい状況の発生は相当稀と言える。ほとんどの場合、伝説のクリーチャーの人数稼ぎか、マナカーブ埋めの熊程度の存在感。
ただ、マナを消費せずに自軍を能動的に死亡させる事自体に意味がある場合は積極採用の価値もある。軽率な扇動者、グリシュナーハ/Grishnákh, Brash Instigatorで奪ったのが対戦相手のゴブリンまたはオークであるなら、相手に返却させずに死亡させやすくなるし、これ自身が生け贄になれる伝説のオークなのでローハンの軍団長、エオメル/Éomer, Marshal of Rohanの追加ターン条件を最も満たしやすい存在でもある。
ストーリー
ゴルバグ/Gorbagは中つ国/Middle-Earthのオーク(イラスト)。
ミナス・モルグル/Minas Morgulに属するオークの部隊長の1人。「王の帰還」ではシェロブ/Shelobの毒で倒れたフロド/Frodoをシャグラト/Shagratと共にキリス・ウンゴルの監視塔へ運び込み、監禁した。しかしフロドの持ち物の扱いをめぐってシャグラトと争いになり、両者の部隊が殺し合う展開となってしまう。最終的に死体に紛れてシャグラトを狙った所を返り討ちに合い死亡した。