パーディック山脈/Pardic Mountains
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パーディック山脈/Pardic Mountainsはドミナリア/Dominariaの地名。主にオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックで登場した。
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[編集] 解説
オタリア/Otaria大陸中央西部に南北に連なる広大な山脈地帯(地図)。この山脈の南端はスカーク峠/Skirk Ridgeである。
噴煙を上げる活火山も存在する。パーディックはオタリア大陸中で最も高い山々ではないが、その深さはドミナリア球の中心部まで至ると山の部族は考えている。
パーディック山脈には、赤銅色の肌をした人間/Humanの蛮族諸部族、ドワーフ/Dwarfの諸氏族、火猫、ドラゴン、オタリア土着のビーストなどが住んでいる。ドワーフと蛮族は火の神フィアース/FiersとThe Lady of the Mountain(山の貴婦人)を信仰している。
ファイレクシアの侵略以後、ドワーフと蛮族は昔ながらの領土と、以前よりも少なくなった資源を巡って抗争をしている。
- Odyssey Story Summaryやオデッセイ特設サイト動画より。ただし、各種小説ではドワーフと蛮族の対立や抗争は全く描かれなかった。両種族の領土抗争を背景に、オーローの村のように両者が協同するコミュニティが存在する、(不自然さはあるが)一応は両立が可能である。こういった小説作品とカードセットのクリエイティブが相互に情報共有できていないようなちぐはぐさは、オデッセイとオンスロート両ブロックともに顕著にみられる。
裂け目時代には、パーディックは荒廃し赤マナは枯渇した状態で、山脈の蛮族は死滅している。
[編集] 地名
- パーディア/Pardia
- 時のらせんの地盤の悪鬼/Tectonic Fiendのフレイバー・テキストと、小説Future Sightで登場し、ドミナリアで地図に記載された名称。情報が少ないため、パーディック山脈の別名か、パーディック諸種族の国名か判別しがたい。
- Auror(オーロー)
- 蛮族オーロー族の村。パーディック山脈北東の位置にある。カマール/Kamahlとジェスカ/Jeskaの生まれ故郷で、バルソー/Balthorも暮らしていた。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- オデッセイ
- パーディック山の火猫/Pardic Firecat、パーディック山の鉱夫/Pardic Miner、パーディック山の刀工/Pardic Swordsmith
- トーメント
- パーディック山の火つけ/Pardic Arsonist、パーディック山の協力者/Pardic Collaborator、パーディック山の長槍使い/Pardic Lancer
- 時のらせん
- パーディック山のドラゴン/Pardic Dragon
- ドミナリア
- パーディック山の放浪者/Pardic Wanderer
[編集] フレイバー・テキストに登場
- オデッセイ
- 火花魔道士/Spark Mage
- オンスロート
- 星の嵐/Starstorm
- 時のらせん
- 地盤の悪鬼/Tectonic Fiend(Pardiaとして登場)
[編集] イラストに登場
オデッセイ・ブロックの山/Mountainの他、多くの赤カードが該当すると思われる。
[編集] 登場作品
パーディック山脈はJudgmentでは主要舞台の一つになるが、他作品では山脈自体に訪れることは少なく、パーディックに関係する何らかが言及される程度にとどまることが多い。
- Odyssey(小説)
- Chainer's Torment(小説)
- Journey Home(The Secrets of Magic収録の短編)
- Judgment(小説)
- Onslaught(小説)
- Legions(小説)
- Scourge(小説)
- Future Sight(小説)
[編集] 登場記事
- Odyssey Story Summary (Internet Archive)(Rei Nakazawa著)
- Onslaught Environment: Skirk Ridge(Arcana 2007年8月22日 Wizards of the Coast著)
[編集] 訳語
「Pardic」および「Pardia」は各種カードで一緒くたに「パーディック山の」と訳されているが、「Pardic」は山に限らず、パーディックに関連する種族や言語などより広い意味合いを持って用いられる。また、地名としてのパーディックは山地帯(Range)や山脈(Mountains)であり、「パーディック山」の語感からイメージするような単一の山(Mountain / Mount)ではない。