ナヒリの石成術/Nahiri's Lithoforming
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土地版かき回しのようなソーサリー。同セットの上陸を大量に誘発させられる点が魅力。
X個の土地を生け贄に捧げ、(最大)X個の土地を戦場に出すという点から風景の変容/Scapeshiftのリメイク的な趣もある。ただしドローを介するため、戻ってくる土地は4割程度であろう。その分手札が増強される点を活かしたい。
パイオニアやモダン以下の環境では、ラムナプの採掘者/Ramunap Excavatorや世界のるつぼ/Crucible of Worldsなど、墓地から土地をプレイできるカードと相性が良い。生贄に捧げた土地をそのまま戦場に戻せる。スタンダードでも、同セットの古の緑守り/Ancient Greenwardenと合わせれば実現できる。
また、パーマネントを生贄に捧げるたびに誘発する効果を持つカードとも相性が良い。スタンダードでは特にフェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed Kingと組み合わせるとXの値によっては物凄い勢いでカウンターが乗り、かつドローすることになる。モーギスの殺戮神官/Slaughter-Priest of Mogisならば一撃必殺も狙える。
ルール
- 土地を生け贄に捧げるのはナヒリの石成術の解決時である。
- Xがあなたのコントロールする土地の数以上の場合、あなたはコントロールする土地をすべて生け贄に捧げる。生け贄に捧げた土地の数しかカードを引くことはできないが、土地をプレイする権利はX回増える。
- ナヒリの石成術によって増えたプレイ権で戦場に出す土地に限らず、ナヒリの石成術が解決されたターンにあなたのコントロール下で戦場に出る土地はタップ状態で戦場に出る。
- ナヒリの石成術の影響下で砕け散ったスカイクレイブ、エメリア/Emeria, Shattered Skyclaveのように「~しない限りタップ状態で戦場に出る。」のような能力を持った土地の「~しない限り」の条件を満たしたとしても、その土地はタップ状態で戦場に出る。