ウィッシュボード
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ウィッシュボード(Wishboard)は、サイドボードのカードのうち、とりわけ願いでシルバーバレットすることを想定して投入されたカード群のことを指す俗語。または、そのようなカードをサイドボードに用意する戦略を指す。シルバーバレットの例によって、それぞれ1枚ずつ用意することが多い。
Cunning Wish / 狡猾な願い (2)(青)
インスタント
インスタント
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるインスタント・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。狡猾な願いを追放する。
教示者を利用した従来のシルバーバレットでは、サーチするカードをメインデッキに入れる必要があったため、「サーチする必要の無いカード」を素で引いて腐らせてしまう可能性があった。しかし、願いを使えばそれらはサイドボードに入れておくことになるため、「思わぬ素引き」の危険が無くなるという点で革新的であった。
ウィッシュボードのカード種類が多いほど柔軟なシルバーバレットが期待でき、15枚すべてをウィッシュボードとすることも可能ではある。ただし、そのぶん通常のサイドボーディングがしづらくなってしまうので、注意深くバランスを決める必要がある。
少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、鍛冶と斉藤は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。(森慶太、プロツアーロサンゼルス05Day 1 Blog Archive より引用)