利用者:Sin1024

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2015年3月12日 (木) 02:26時点におけるSin1024 (トーク | 投稿記録)による版
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カラー・パイ/Color Pieまたはカラー・ホイール/Color Wheelとはマジックにおいて5つのにそれぞれ割り当てられた機能的な特徴、及びその背後にある色ごとの思想の関係を指す言葉である。

目次

カラー・パイを表す図

カラー・パイまたはカラー・ホイールは、たいてい5つの色を円形に並べた図で表現される。この図はマジックのカードの裏面をはじめ、Magicに関わる多くの場面で使われている。

色の並び順は固定されており、時計回りに白、青、黒、赤、緑と並ぶ。この並び方が色ごとの関係性を示すようになっている。円となった時、隣り合う色の組が友好色であり、向かい合う色の組が対抗色とされる。友好色同士には共に使うことによって利益を得られるカードがしばしば存在し、逆に対抗色では対戦相手の使う対抗色カードを狙って攻撃する色対策カードがしばしば存在する。ただし、対抗色同士が手を組むことを想定したブロックやセットもいくらかある。

カラー・パイの価値

カラー・パイの役割とはそれぞれの色が何ができて、何ができないのかを定義することである。Mark Rosewaterはカラー・パイをトレーディングカードゲームというアイデアやマナのシステムと並ぶマジックの3本柱であり、とりわけ、各色にできないことがあり弱点が存在するという点が重要であると語っている。

機能の割り当て

メカニズム面での各色の役割分担について重要な事は、役割は変化しうるということである。これについてMark Rosewaterは混交の話「色の哲学」を大きな円とすれば、「現在のメカニズム的実装(色の役割)」は大きな円の中にありその中を動きうる小さな円に当たる、と説明している。実際、ブロックのテーマを示すため、サイクルを完成させるため、フレイバーを表現するため、など他の様々な理由によってその時の色の役割から外れたカードはたびたび登場する。

具体的なメカニズムの割り当ての詳細は色の役割のページを参照。

各色の哲学と関係性

各色の哲学とはフレイバー的な「その色らしさ」を保証する背景思想であり、その色に属するキャラクターが持つであろう価値観である。

関係図

思想はそれぞれ、5個隣のもの(円に並べたとき向かうあうもの)と対義語になっている。(参考)

(MORALITY-道徳とAMORALITY-非道徳、INSTINCT-本能とTECHNOLOGY-技術など)

保守 平和 法則 知性 全知 不活発 利己主義 全能 偏執 無謀 行動 自由 素朴 生長 自然
道徳
精神の
法則
秩序
人間の
法則
論理
知的な
思考
技術
知的な
応用
寄生
犠牲を
顧みぬ
利己主義
非道徳
他の全て
に対する
利己主義
混沌
自発的
行動
衝動
感情的
行動
本能
自然の
判断
相互依存
自然の
存続

「きずな」への旅/Journey to the Nexus

サルカン・ヴォルはジェスカイ道/The Jeskai Wayのカン、ナーセット/Narsetに導かれ、ウギン/Uginの眠る峡谷、精霊龍の墓に辿り着いていた。まさにその場で、ズルゴは復讐の怒りに吠えて2人に襲いかかった。だが、ナーセットは怒れるズルゴの剣を防ぎ、拳を受け止めた。ナーセットに促され、サルカンは峡谷に横たわるウギンの骨へと駆けた。ズルゴは劣勢だったが、不意を突いた敏捷な一撃でもってナーセットを切り伏せた。サルカンは振り返り、ズルゴへ向かおうとしたが、ウギンの囁きとナーセットの叫びを聞いた彼は堪え、きずな/The Nexusに現れた燃え盛る扉をくぐり、1280年前のタルキールへと旅立った。


サルカン・ヴォル/Sarkhan Volの行動によって再編された現在のタルキールでは、かつてジェスカイ道/The Jeskai Wayであった氏族を支配している。 オジュタイの氏族はかつてのように龍の狡知/Cunningに敬意を払い、知識と知恵を求めている。そしてオジュタイは直接、あるいは落とし子たる空智/Skywise達や、翻訳者たる龍語り/Dragonspeaker達を通して、氏族員に導きと模範を授けている。しかしオジュタイがいつ如何にしてこの氏族を支配するようになったのかという歴史が、氏族の間で問われることはない。氏族の中でオジュタイはタルキール最古の龍であり、全知に近い存在であると信じられている。

ナーセットとの関係

改変後のタルキールにおいて、ナーセット/Narsetの才能を見出し彼女を学徒として迎えたのはオジュタイ自身である。ナーセットはあっという間にその期待に応えた。ナーセットは彼女の精神は誰よりも――オジュタイの落とし子である空智達よりも――オジュタイの精神に近しい所にあると理解していた。

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