ファンデッキ
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ファンデッキとは、勝ち負けを主体としたデッキよりも遊び心を重視したデッキのこと。
その趣向からデッキパワーはトーナメントレベルのデッキより劣ることが往々にしてあるが、ファンデッキを定義付ける上で、デッキとしての強さは関係ない。非効率的なコンセプト、または、環境に即していない等で、勝てないデッキすべてがファンデッキではない。トーナメントレベルに至っていないデッキの蔑称として使うのは好ましくない。
ファンデッキを使う側としては、「ファンデッキだから」というのを負けた理由にすると、「手加減してあげた」等、相手の勝利を否定する発言と解釈され、相手を不快にさせる場合があるので注意したい。もちろん、勝った際に、「こっちはファンデッキ使ってるのだから勝ってくださいよ」というのは言うまでもない。ファンデッキの本旨は、遊び心を重視することであり、勝ち負けを否定することではない。
- ファンデッキか否かの境界は曖昧であり、カードプールや環境に大きく左右される。特に部族デッキなどはカードプールの影響が顕著であるし、ハルマゲドン/Armageddon現役時代のウルザトロンはファンデッキ扱いであった。
- ウィップ・バイパーや土地撲滅等、トーナメントレベルに達していないにもかかわらず名前だけは広く知られているファンデッキもある。
- ファンデッキがトーナメントレベルに達してしまうと、それはもう地雷デッキ等として扱われる場合がほとんどである(ゴブリン、不朽の理想、バベルなど)。