ファイレクシアン
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ファイレクシアン/Phyrexianは、クリーチャー・タイプの1つ。ファイレクシア/Phyrexiaおよび新ファイレクシア/New Phyrexiaに属する種族、「ファイレクシア人/Phyrexian」を表したクリーチャー・タイプ。
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
トランプル、速攻
あなたがパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、そのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその2倍の個数のその各種類のカウンターを置く。
対戦相手がパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、その対戦相手はそのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその端数を切り捨てた半分の個数のその各種類のカウンターを置く。
カルドハイムで新設されたクリーチャー・タイプ。巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raiderのみのクリーチャー・タイプとして登場した。その後モダンホライゾン2にて再録されたスカージの使い魔/Skirge Familiar、骨砕き/Bone Shredderと疫病を仕組むもの/Plague Engineerもファイレクシアンとなり、さらにモダンホライゾン2追加に際してのオラクル変更によって実に200以上のカードにファイレクシアンのクリーチャー・タイプが追加された。
- カルドハイムで総合ルール入りを果たすのに先駆けて、R&D Playtest cardsにてVazal, the Compleatが先行登場していた。
- ファイレクシア/Phyrexiaの初出はアンティキティーと非常に古いものの、ファイレクシア人を表すための種族クリーチャー・タイプは長い間存在していなかった。主にホラーやゾンビなどで表されることが多く、また職業タイプのみで表されることも珍しくない(例えば審問官の総督/Inquisitor Exarchは「クレリック」のみ、テルカーの技師、ブルーディクラッド/Brudiclad, Telchor Engineerは「工匠」のみ)。形容し難い、既存の枠に当てはめることのできない不気味さや異質さを表すことには成功していたものの、ファイレクシア人を表すクリーチャー・タイプが存在しないことは単純に不便であり、現在のクリーチャー・タイプ設定の方針にもそぐわないものだった。Mark Rosewaterは「ファイレクシア人をクリーチャー・タイプとして明確にしなかったのは間違いだった」として悔やんでおり、やり直したいことの一つとしてこの件を挙げていたが[1]、遂にその念願が叶った形である。
ストーリー
ファイレクシア/Phyrexiaおよび新ファイレクシア/New Phyrexiaに属する種族は「ファイレクシア人/Phyrexian」と呼ばれる。ほとんどのファイレクシア人は、血の代わりにファイレクシアの油/Phyrexian oilと粘液が流れる、おぞましい姿の肉と機械の融合生命体である。
詳細はファイレクシア/Phyrexia#生態や新ファイレクシア/New Phyrexiaの項を参照。
脚注
- ↑ Starting Over/やり直し(Making Magic 2015年1月26日 Mark Rosewater著)