コミックマーケット
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コミックマーケットは、年に二回、有明の東京ビッグサイトを借り切って行われる同人誌即売会。略称コミケ、またはコミケット。
マジック:ザ・ギャザリングを扱った同人誌も多数のサークルが出店しており、最盛期には「島」(机の塊の単位のこと)を複数占拠するサークル数を誇る勢いだった。ちなみにカテゴリは「電源不要ゲーム」。お隣にはテーブルトークRPGサークルの島がある。 パロディコミックや戦術書、オリジナルデッキレシピ集などの書籍の形をとるものは勿論のこと、オリジナルカード(定型のマジックのカードのほかヴァンガードカードやトークン・カード)がメインの頒布物となる。既存のカードのイラスト部分や名前だけをオリジナルや既存のアニメ・漫画のものなどに差し替えた安易なグッズもあるが、中には手作りや業者製でトークン用フィギュアやライフカウンターなどの手の込んだ立体物を頒布するサークルも。
また、行列が解禁になる朝の6時から入場開始までの10時までは一旦位置が固定されるとまず行列が動くことは無いため、カードを広げてゲームをしながら開場を待つプレイヤーの姿もちらほら見られた。
2000年まではカードショップが企業ブースに出店していたので、普段カードショップに行けない地方在住者でもシングルカードの販売や「コモン詰め合わせ」などを大量買いするチャンスがあった。現在はスリーブなどのサプライは販売されているが、カードそのものの販売はされていない。
2017年冬開催回(12月29日~31日)では、日本ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが企業ブースとしてコミケ初出展し、マジック・オリジンの5名のプレインズウォーカーと「荒地」のスリーブ、HASCON・プロモーション・カードと、アイコニックマスターズが販売されている[1]。
- 1996年冬コミにて何と「会場内」でカードショップ・フューチャービー主催の認定大会が開かれたことがある。参加者はそこでしか買えない同人誌を尻目に「アンタップ、アップキープ」などとやっていたことになる。
- 2010年の春に水戸で開催された『コみケッとスペシャル5』の中で実際にマジックを楽しめるスペースが置かれた。現在この役目はニコニコ超会議とゲームマーケットなど定期開催イベント(のWotCブース)が担うこととなる。
- サークル参加はもちろん、コスプレイヤーも数はそう多くないがいたらしい。人気キャラはセラの天使/Serra Angel、白き盾の騎士団/Order of the White Shieldなど。また「顔だけ」道化の帽子/Jester's Capなども。
参考
- ↑ こちらマジック広報室!!:年末の一大イベント!「コミックマーケット93」にマジックのブース出展決定! (マジック日本公式 2017年12月15日)