孤高の聖域/Solitary Sanctuary
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エンチャント
孤高の聖域が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それをタップし、それの上に麻痺(stun)カウンター1個を置く。(麻痺カウンターが置かれているパーマネントがアンタップ状態になるなら、代わりにそれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
対戦相手がコントロールしていてアンタップ状態であるクリーチャー1体をあなたがタップするたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
戦場に出たときに相手クリーチャーをタップして麻痺カウンターを置き、相手クリーチャーをタップさせるたびに+1/+1カウンターを置けるエンチャント。
2つの能力がある程度かみ合っているので、対戦相手がなにもしなければ「1クリーチャーをタップ+麻痺、こちらの1クリーチャー強化」とそこそこ効率がいいし、それ以降通常小さなテンポアドバンテージしか得られないタップという行為にボーナスが付くというのも悪くない。だが2つ目の能力の誘発条件から、相手が対応してこれに狙われたクリーチャーをタップしてしまうと、これ単体では実質的に「麻痺カウンター1個だけ」の成果しか得られないという不安定さがある。
またほぼ同じ誘発条件の能力を持つ氷冠のヒルダ/Hylda of the Icy Crownなどと違いこれはエンチャントであり、能力を誘発できないとほとんど意味がないカードとなってしまうのも難点。状況によっては協約の種に使ってしまう選択肢を考慮することもあるだろう。
エルドレインの森では白青に「飛行テンポ(クリーチャーのタップ)」というテーマが割り当てられておりタップ手段も相応に利用できるため、 リミテッドでは、これをキーカードにしてタップ系のカードをかき集めるという戦略がある。
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- 2つめの能力の誘発条件については氷冠のヒルダ/Hylda of the Icy Crown#誘発条件についてを参照。
- 孤島の聖域/Island Sanctuaryは日本語カード名の読みが1字違いだが、そちらはリミテッド・エディションから存在する(同じく白の)エンチャント。