行進するデュオドロン/Marching Duodrone
提供:MTG Wiki
一見するとテンポ・アドバンテージが取れるようにも見えるが、対戦相手にもマナ加速をさせてしまうため相対的なテンポ面ではあまり得していない。やり手の交渉人、ヴァジ/Vazi, Keen Negotiatorのような相手に宝物を押し付けることに意味のあるカードと組み合わせるなど工夫が必要と言えるだろう。
リミテッドでも黒ならば同マナ域に自分だけ宝物を生成できるゼンタリムの山賊/Zhentarim Banditが存在し、他の色にも無謀なバーバリアン/Reckless Barbarianや鱗の養育者/Scaled Nurturerといったマナ加速ができるクリーチャーがいるため優先度は低い。また、クリーチャーに拘らなければ数多くのマナ・アーティファクトが存在しているため、統率者ドラフトにおけるピック優先度は低いと言わざるを得ない。それでも、どの色でも使える軽量クリーチャーにマナスクリュー対策がついていることは確かなので、重いカードばかりをピックしてしまい低マナ域が足りない時などは後手番で流れてきたこのカードが役立つこともあるだろう。