Wagic, the Homebrew !?
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Wagic, the Homebrew !?は、CPUとマジックの構築戦を行うことのできるフリーソフトウェア。略称は「Wagic」「WTH」。 Windows,Linux,PSP,iPad,iPhone,Androidに対応している。テキストは英語だが、トップメニューのみ日本語化済み、また有志によって日本語化も行われつつある。 これが世に出る少し前に発表されたMagic: The Gathering - Duels of the Planeswalkersが自由にデッキを構築することができなかったことや、Astral Guildや某匿名掲示板に作者が現れたことがあり、ひっそりと話題になった。
通信対戦こそできないものの、携帯機でできること、滑らかな動作、グラフィカルなインターフェースは大きなメリットである。
本体内部のファイルを書き換えることで、
- 最新セットからオリジナルカードまで使用可能
- 対戦相手CPUのデッキからルールまで自作可能
- 背景やBGM、ストーリーから言語まで変更可
といった拡張性の高さが最大の特徴。
そのまま導入してもテキストオンリーだったりオリジナルのマナ・シンボルだったりと違和感だらけだが、画像を保存して導入することで解決可。日本語カード画像を導入することで、疑似的に日本語化することもできる。
旧バージョンではカスタムファームウェアでしか動かない(PSP版のみ)、一部カードの挙動がおかしいなど数々の欠点を抱えていたが、更新によって徐々に克服している。
基本の流れはゲームに勝利してお金をもらい、ショップでカードを買うという流れ。ブースターパック販売もシングル販売もある再現っぷり。
- カードのシングル価格はレアリティ準拠で決められているのか、釈然としない価格設定なものが多々ある。ブースター1つと同程度の価格のMox Sapphireとか・・・
- エキスパンションの混ざったブースターなどもある。
最初からデッキが組まれておらず、初期カードを使って自分で組む必要がある。
- なぜか初期カードは第5版。基本土地も各10枚ずつしかないので、多色で組まないと枚数が足りない。
- しかも最初から戦える対戦相手は1ターン目黒の万力/Black Vise→2ターン目吠えたける鉱山/Howling Mineと、情け容赦ない。
拡張性の高さからフォーラムが活発に活動しているので、一度のぞいてみることをお勧めする。
参考
- コンピューターゲーム
- 作者のサイト(配布中)
- 公式フォーラム