試練の石/Touchstone
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自分以外がコントロールするアーティファクトをタップできるアーティファクト。自分のアーティファクトも対象にできる秘宝の障壁/Relic Barrierの下位互換である。
吠えたける鉱山/Howling Mineなどの機能を止めるのには使えず、対戦相手がアーティファクトを使っていないと使い道が無い。そのためアーティファクトの多い環境でないと無駄カードになりやすい。
逆に、ミラディン・ブロックのようなアーティファクトが多い環境ならかなり役に立つ。アーティファクト・クリーチャーやアーティファクト・土地をタップできるため、軽い氷の干渉器/Icy Manipulatorのようにして使える。(ただし、ミラディン・ブロックには秘宝の障壁が収録されている。)
- 自分のアーティファクトを対象にできない欠点は、対象の変更に強い利点にもなりえる。とはいえ、能力の対象を変更できるカードはほとんどないため、利点としてはかなり薄い。
- 英語のカード名の「Touchstone」にかけてか、イラストでは手が試練の石に触れている。
- フレイバーも洒落である(「touch to the stone」とカード名の「Touchstone」)。「stalwart」から「statue」へ頭韻を踏んだ洒落かもしれない。
ストーリー
試練の石/Touchstoneは、レガシー/Legacyの1つ。触れたアーティファクトの機能を停止する能力を持つ。
ヴュエル/Vuel(のちのヴォルラス/Volrath)は奪い取ったレガシーを取り戻そうとするカーン/Karnに試練の石を触れさせ、カーンを休眠状態にさせた。
ジェラード/Gerrardは、スランの鍛錬器/Thran Forgeでアーティファクト化したアボロス/Aborothに試練の石を使って弱体化させ、アボロスを撃退することに成功した。
- 貴重な収集品/Treasure Trove(エクソダス版、カード画像)やレガシーの兵器/Legacy Weapon(第10版、カード画像)のイラストにも描かれている。