スランのゴーレム/Thran Golem
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しかし、どこまでいってもこのカードは「[[たられば]]」の域を出ることはできない。なぜなら、これ自身が[[重い]]上、アーティファクト・クリーチャーであることと[[オーラ]]の特性も相まって、[[除去]]されやすく、除去されると一気に[[アドバンテージ]]を失ってしまうディスアドバンテージの塊だからである。「たられば」にかけるにはリスクが大きすぎる。 | しかし、どこまでいってもこのカードは「[[たられば]]」の域を出ることはできない。なぜなら、これ自身が[[重い]]上、アーティファクト・クリーチャーであることと[[オーラ]]の特性も相まって、[[除去]]されやすく、除去されると一気に[[アドバンテージ]]を失ってしまうディスアドバンテージの塊だからである。「たられば」にかけるにはリスクが大きすぎる。 |
2011年11月7日 (月) 09:06時点における版
Thran Golem / スランのゴーレム (5)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
スランのゴーレムは、自身がエンチャントされているかぎり、+2/+2の修整を受けるとともに飛行と先制攻撃とトランプルを持つ。
3/3オーラ強化計画の一環で作られたと思われるアーティファクト・クリーチャー。エンチャントされていれば、最低でも5/5で飛行、先制攻撃、トランプルまで付いたクリーチャーになる。
トーナメントでもよく見かけられた怨恨/Rancorをつければ7/5飛行・先制攻撃・トランプルという怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath並みの強力クリーチャーが誕生するので一見強そうに見える。そもそも怨恨/Rancorが強い。
しかし、どこまでいってもこのカードは「たられば」の域を出ることはできない。なぜなら、これ自身が重い上、アーティファクト・クリーチャーであることとオーラの特性も相まって、除去されやすく、除去されると一気にアドバンテージを失ってしまうディスアドバンテージの塊だからである。「たられば」にかけるにはリスクが大きすぎる。
この重大な欠点のため、当初のWotCの思惑とは異なりトーナメントレベルの活躍は無いままに終わった。第9版に再録され、続くラヴニカ・ブロックでは強力なオーラがいくつか出たが、それでも状況は変わらなかった。