ノール
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超古代に邪悪な魔法使いが[[ノーム]]と[[トロール]]とを融合させて生み出した生物である。暗黄色や赤褐色の毛皮とたてがみを持つ、身長2メートル超の直立したハイエナのような外見をしており、原型種の要素はまるで見当たらない。怠け者で単純労働を嫌がり、夜間に荒野や地下、廃墟などを部族規模で放浪しながら略奪と襲撃を行う。衆を頼んだときは好戦的となるが、不利に陥ったと見るや躊躇わずに逃走する臆病な気質を持つ。ヒューマノイドを嫌っており、かつ生肉と悲鳴とを好むことから、主な餌としてデミヒューマンを襲う。味方の[[オーク]]やトロール、[[オーガ]]であっても空腹時には躊躇いなく襲いかかって餌とする。 | 超古代に邪悪な魔法使いが[[ノーム]]と[[トロール]]とを融合させて生み出した生物である。暗黄色や赤褐色の毛皮とたてがみを持つ、身長2メートル超の直立したハイエナのような外見をしており、原型種の要素はまるで見当たらない。怠け者で単純労働を嫌がり、夜間に荒野や地下、廃墟などを部族規模で放浪しながら略奪と襲撃を行う。衆を頼んだときは好戦的となるが、不利に陥ったと見るや躊躇わずに逃走する臆病な気質を持つ。ヒューマノイドを嫌っており、かつ生肉と悲鳴とを好むことから、主な餌としてデミヒューマンを襲う。味方の[[オーク]]やトロール、[[オーガ]]であっても空腹時には躊躇いなく襲いかかって餌とする。 | ||
− | 部族規模では[[ゴブリン]]にも劣るお粗末な戦い方しかできないものの、[[デーモン]] | + | 部族規模では[[ゴブリン]]にも劣るお粗末な戦い方しかできないものの、[[デーモン/Demon#ダンジョンズ&ドラゴンズ|デーモン]]や[[ドラゴン#ドラゴンボーン/Dragonborn|ドラゴンボーン]]のような優秀(で彼らでは絶対に勝てない)指揮官のもとでのノールは整然と隊列を組み命令通りの集団戦闘を行う、極めて優秀な兵卒となる。 |
ノールは低級デーモンのイーノグフを崇拝し、教義に従って野蛮で非文明的な野盗生活を送っている。この教義を拒み、デミヒューマンとして文化的かつ文明的な都市生活を行う個体もまれに存在する。 | ノールは低級デーモンのイーノグフを崇拝し、教義に従って野蛮で非文明的な野盗生活を送っている。この教義を拒み、デミヒューマンとして文化的かつ文明的な都市生活を行う個体もまれに存在する。 |
2021年12月27日 (月) 00:54時点における版
ノール/Gnollは、クリーチャー・タイプの1つ。ハイエナの特徴を持つ人型種族(獣人)。
クリーチャー — ノール(Gnoll)
集団戦術 ― ノールの狩人が攻撃するたび、あなたがこの戦闘フェイズに攻撃させたクリーチャーのパワーの合計が6以上である場合、ノールの狩人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
2/2伝説のクリーチャー — ノール(Gnoll)
集団戦術 ― 悪魔牙のノール、ターグ・ナールが攻撃するたび、あなたがこの戦闘フェイズに攻撃させたクリーチャーのパワーの合計が6以上である場合、ターン終了時まで、すべての攻撃クリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
(2)(赤)(緑):ターン終了時まで、悪魔牙のノール、ターグ・ナールのパワーとタフネスを2倍にする。
フォーゴトン・レルム探訪で登場。いずれも緑か緑を含む多色である。集団で狩りを行うことを反映して集団戦術を持つ。
伝説のクリーチャーは悪魔牙のノール、ターグ・ナール/Targ Nar, Demon-Fang Gnollのみ。
ストーリー
ノールはロード・ダンセイニの短編集の中に登場する架空の生物を元に考案されたダンジョンズ&ドラゴンズのオリジナルモンスター。名称は中英語の“愚か者”を起源とする。属性は混沌にして悪。
超古代に邪悪な魔法使いがノームとトロールとを融合させて生み出した生物である。暗黄色や赤褐色の毛皮とたてがみを持つ、身長2メートル超の直立したハイエナのような外見をしており、原型種の要素はまるで見当たらない。怠け者で単純労働を嫌がり、夜間に荒野や地下、廃墟などを部族規模で放浪しながら略奪と襲撃を行う。衆を頼んだときは好戦的となるが、不利に陥ったと見るや躊躇わずに逃走する臆病な気質を持つ。ヒューマノイドを嫌っており、かつ生肉と悲鳴とを好むことから、主な餌としてデミヒューマンを襲う。味方のオークやトロール、オーガであっても空腹時には躊躇いなく襲いかかって餌とする。
部族規模ではゴブリンにも劣るお粗末な戦い方しかできないものの、デーモンやドラゴンボーンのような優秀(で彼らでは絶対に勝てない)指揮官のもとでのノールは整然と隊列を組み命令通りの集団戦闘を行う、極めて優秀な兵卒となる。
ノールは低級デーモンのイーノグフを崇拝し、教義に従って野蛮で非文明的な野盗生活を送っている。この教義を拒み、デミヒューマンとして文化的かつ文明的な都市生活を行う個体もまれに存在する。