飛空騎士/Skyknight
提供:MTG Wiki
(トーク) |
細 |
||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''飛空騎士'''/''Skyknight'' | |
− | [[キイェルドー/Kjeldor]]空軍を構成する、巨鳥[[エイスサー/Aesthir]] | + | [[キイェルドー/Kjeldor]]空軍を構成する、巨鳥[[エイスサー/Aesthir]]を駆る騎士。戦場の花形だが、平時には伝令や偵察任務もこなす。 |
− | + | ||
− | + | 飛空騎士はエイスサーと深い絆で結ばれ、互いに死ぬ時は一緒と覚悟している。その絆はエイスサーが卵の殻を割った、その時から始まる。飛空騎士はエイスサーの天敵である[[Centaur Archer|ケンタウルス]]を憎悪し、視界に入るや否やこの”馬人間”どもを始末する。後にエイスサーの代替品として、[[ソルデヴ/Soldev]]で[[Aesthir Glider|エイスサーの死骸を利用したグライダー]]が発明されるが、飛空騎士は気高い友を辱める行為として嫌悪を露にしている。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | キイェルドーの都市には約6つの兵舎があり、王国中には飛空騎士の[[Kjeldoran Outpost#story|前哨地]] | + | キイェルドーの都市には約6つの兵舎があり、王国中には飛空騎士の[[Kjeldoran Outpost#story|前哨地]]が散らばって設置されている。飛空騎士は全員士官扱いで、兵舎には個室があてがわれる。兵舎はいくつかの名前で呼ばれる。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | エイスサーを最初に乗り物に用いたのは、キイェルドー建国以前の[[Oriel Kjeldos|Oriel Kjeldos(オリエル・キイェルドス)]] | + | エイスサーを最初に乗り物に用いたのは、キイェルドー建国以前の[[Oriel Kjeldos|Oriel Kjeldos(オリエル・キイェルドス)]]とされる。また、[[ゴブリン]]の大群への対処にエイスサーを導入したのは[[Marton Stromgald#ストーリー|Marton Stromgald(マートン・ストロームガルド)]]である。 |
− | + | ||
− | [[キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]では同盟軍の一翼を担い活躍するが、中には[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]] | + | [[キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]では同盟軍の一翼を担い活躍するが、中には[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]に参加した者もいた。この戦いでの損耗は激しく、疫病と洪水の[[”雪解けの時”/The Thaw]]の混乱も重なって、飛空騎士隊は他のキイェルドーの組織同様、その規模を大いに縮小することになる。気候の変動によるエイスサーの減少も、飛空騎士衰退の一因である。その頃には、飛空騎士隊を離れ[[Rogue Skycaptain|傭兵に身をやつす者]]や[[トレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknight|トレッサーホーンの傘下に加わる者]]も現れた。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
[[新アルガイヴ/New Argive]]でも飛空騎士は、[[ボリアル/The Boreal]]の偵察や[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]の[[柏槙教団/Juniper Order]]への伝令にと大忙しである。 | [[新アルガイヴ/New Argive]]でも飛空騎士は、[[ボリアル/The Boreal]]の偵察や[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]の[[柏槙教団/Juniper Order]]への伝令にと大忙しである。 | ||
26行: | 16行: | ||
*[[ラヴニカ]]にも[[空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire]]という[[カード]]があるが、こちらはロック鳥に騎乗している。キイェルドー国とは直接関連は無いと思われる。 | *[[ラヴニカ]]にも[[空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire]]という[[カード]]があるが、こちらはロック鳥に騎乗している。キイェルドー国とは直接関連は無いと思われる。 | ||
− | ==訳語 | + | ==訳語== |
− | 「Skyknight」は、[[第5版]]の[[単独行/Errantry]]、[[ヒッパリオン/Hipparion]]そして[[盾持ち/Shield Bearer]]、加えて[[第6版]]の[[バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians]]と[[めまい/Vertigo]] | + | 「Skyknight」は、[[第5版]]の[[単独行/Errantry]]、[[ヒッパリオン/Hipparion]]そして[[盾持ち/Shield Bearer]]、加えて[[第6版]]の[[バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians]]と[[めまい/Vertigo]]でも「飛空騎士」と訳されている。後に[[ラヴニカ:ギルドの都]]の[[空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire]]では「空騎士」と翻訳される。こちらは[[アイスエイジ・ブロック]]外の「skyknight」であったが、[[コールドスナップ]]の[[トレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknight]]でも踏襲された。いずれはキイェルドーの「飛空騎士」も「空騎士」に変更される日が来るのだろうか。 |
− | + | ||
− | + | ||
==主な飛空騎士== | ==主な飛空騎士== |
2008年7月9日 (水) 23:24時点における版
飛空騎士/Skyknight
キイェルドー/Kjeldor空軍を構成する、巨鳥エイスサー/Aesthirを駆る騎士。戦場の花形だが、平時には伝令や偵察任務もこなす。
飛空騎士はエイスサーと深い絆で結ばれ、互いに死ぬ時は一緒と覚悟している。その絆はエイスサーが卵の殻を割った、その時から始まる。飛空騎士はエイスサーの天敵であるケンタウルスを憎悪し、視界に入るや否やこの”馬人間”どもを始末する。後にエイスサーの代替品として、ソルデヴ/Soldevでエイスサーの死骸を利用したグライダーが発明されるが、飛空騎士は気高い友を辱める行為として嫌悪を露にしている。
キイェルドーの都市には約6つの兵舎があり、王国中には飛空騎士の前哨地が散らばって設置されている。飛空騎士は全員士官扱いで、兵舎には個室があてがわれる。兵舎はいくつかの名前で呼ばれる。
エイスサーを最初に乗り物に用いたのは、キイェルドー建国以前のOriel Kjeldos(オリエル・キイェルドス)とされる。また、ゴブリンの大群への対処にエイスサーを導入したのはMarton Stromgald(マートン・ストロームガルド)である。
キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorでは同盟軍の一翼を担い活躍するが、中にはストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgaldに参加した者もいた。この戦いでの損耗は激しく、疫病と洪水の”雪解けの時”/The Thawの混乱も重なって、飛空騎士隊は他のキイェルドーの組織同様、その規模を大いに縮小することになる。気候の変動によるエイスサーの減少も、飛空騎士衰退の一因である。その頃には、飛空騎士隊を離れ傭兵に身をやつす者やトレッサーホーンの傘下に加わる者も現れた。
新アルガイヴ/New Argiveでも飛空騎士は、ボリアル/The Borealの偵察やヤヴィマヤ/Yavimayaの柏槙教団/Juniper Orderへの伝令にと大忙しである。
- キイェルドーには飛空騎士以外にも、ペガサスに乗って空を飛ぶ部隊が存在する(白き盾の十字軍/White Shield Crusader)。
- ラヴニカにも空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaireというカードがあるが、こちらはロック鳥に騎乗している。キイェルドー国とは直接関連は無いと思われる。
目次 |
訳語
「Skyknight」は、第5版の単独行/Errantry、ヒッパリオン/Hipparionそして盾持ち/Shield Bearer、加えて第6版のバルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbariansとめまい/Vertigoでも「飛空騎士」と訳されている。後にラヴニカ:ギルドの都の空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaireでは「空騎士」と翻訳される。こちらはアイスエイジ・ブロック外の「skyknight」であったが、コールドスナップのトレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknightでも踏襲された。いずれはキイェルドーの「飛空騎士」も「空騎士」に変更される日が来るのだろうか。
主な飛空騎士
関連カード
- キイェルドーの飛空隊長/Kjeldoran Skycaptain
- Kjeldoran Skyknight
- Rogue Skycaptain
- トレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknight
参考
- アイスエイジ
- アライアンス
- コールドスナップ
- エイスサー/Aesthir
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- Ach! Hans, Run!(The Monsters of Magicの短編)
- 背景世界/ストーリー用語