ホームランド
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2008年2月28日 (木) 19:22時点における版
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ホームランド/Homelands
アンティキティーからアイスエイジまでのドミナリア/Dominariaから心機一転、新世界ウルグローサ/Ulgrothaに舞台を移し、練り込まれたストーリー設定の下で制作、販売展開されたセット。「ホームランド」とは「故郷、故国」の意。
セラ/Serraやセンギア/Sengirといったマジック黎明期からの謎の言葉に新規の設定を持たせデザインに反映、ストーリーの核となるアイテムや登場人物をアーティファクトやレジェンドとしてカード化、セット全体のイラストの雰囲気も統一感のあるものとなっている。
Duelist誌では毎号、背景世界や登場キャラクターに焦点を当てた記事が紹介された初のセットでもある(それまでのセットは良くて単発の紹介があるのみ)。 やや遅れて販売されたアメコミも世界設定を強く反映し、コミック独自の展開は抑えた物語作り。 詳細なタイムラインが設定され公表されたのもホームランドが初めて。
以上のようなストーリー重視の展開は以後定番となり、ウェザーライト・サーガで完成を見ることになる。
反面、カードの基本能力がかなり低い不遇のセットであり、真新しいメカニズムもなく、当時の環境へさして大きな影響は与えなかった。 前後に強いエキスパンションが存在していたことも、カードパワーの低さを強く印象付けた一因。 だが、後に再評価されたカードも少なくはない。
長年アイスエイジ・ブロックの一角に数えられていたが、物語の連続性やブロックとしての統一性に欠けていたため、2006年のコールドスナップ登場に伴いブロックから離脱。これによって、フォールン・エンパイアに次ぐ、最後の「独立したエキスパンション」という立場になった。
有名なカードとしては
- Baron Sengir
- Autumn Willow
- Spectral Bears
- 鋸刃の矢/Serrated Arrows
- イーサンの影/Ihsan's Shade
- 記憶の欠落/Memory Lapse
- 商人の巻物/Merchant Scroll
などがある。
1995年10月発売。全115種類、絵違い含め140種類。
エキスパンション・シンボルは地球(ウルグローサ/Ulgrotha)。
デザイン [#design]
デザイン・チーム | Kyle Namvar | |
Scott “Scooter” Hungerford | ||
開発チーム | Charlie Cantini | |
Skaff Elias (lead) | ||
Jim Lin | ||
Joel Mick | ||
Dave Petty | ||
アート・ディレクター | Sandra (Everingham) Garavito |
関連リンク
- ミスなんてもってのほか その1(米Wizards社、英文)
- M:tGやっちまった小咄集(Braingeyser、上の記事の和訳)