ヴィセリッド/Viscerid
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ヴィセリッドは[[ホマリッド#ストーリー|ホマリッド/Homarid]]の亜種である。ホマリッドよりも温水により適応した種類であり、それほど寒冷でない海(特に[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]周辺)に生息している<ref>Plane Shift: Dominaria</ref>。[[Viscerid Armor|仲間の死骸を防具として利用する習慣]]を持つ。 | ヴィセリッドは[[ホマリッド#ストーリー|ホマリッド/Homarid]]の亜種である。ホマリッドよりも温水により適応した種類であり、それほど寒冷でない海(特に[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]周辺)に生息している<ref>Plane Shift: Dominaria</ref>。[[Viscerid Armor|仲間の死骸を防具として利用する習慣]]を持つ。 | ||
− | ヴィセリッドの活動は[[ | + | ヴィセリッドの活動は[[雪解けの時/The Thaw]]から確認できる。この時代には、海面の上昇で[[テリシア/Terisiare]]大陸が洪水に見舞われ水没して行ったが、ヴィセリッドは[[Floodwater Dam|洪水を起こすためのダム]]を築いたり、[[Tidal Control|潮流を操作]]してそれを更に加速し、支配領域を拡大した。その例の一つが、[[ケルシンコ/Kelsinko]]である。テリシアでは「sea goblins(海[[ゴブリン]])」の俗称でも呼ばれていた<ref>小説The Shattered Alliance</ref>。 |
[[サーペイディア/Sarpadia]]のやや北には、深海の海溝(The Deep-sea Trench)がありテリシアの[[アルゴス/Argoth]]にまでつながっている。温水に適応したヴィセリッドはこの海溝を経由してテリシアに移り住んできた。<ref>記事Tea and Biscuits with Pete Venters</ref> | [[サーペイディア/Sarpadia]]のやや北には、深海の海溝(The Deep-sea Trench)がありテリシアの[[アルゴス/Argoth]]にまでつながっている。温水に適応したヴィセリッドはこの海溝を経由してテリシアに移り住んできた。<ref>記事Tea and Biscuits with Pete Venters</ref> | ||
− | [[エトラン・シース/Etlan Shiis]]の[[マーフォーク]]は仇敵ヴィセリッドの活動再開に[[Benthic Explorers|調査隊]]を派遣していた。 | + | [[エトラン・シース/Etlan Shiis]]の[[マーフォーク/Merfolk#ドミナリア|マーフォーク/Merfolk]]は仇敵ヴィセリッドの活動再開に[[Benthic Explorers|調査隊]]を派遣していた。 |
[[時の裂け目/Rift]]を{{Gatherer|id=113615|潜り抜け}}、遥かなる未来、[[AR]]46世紀に出現している。 | [[時の裂け目/Rift]]を{{Gatherer|id=113615|潜り抜け}}、遥かなる未来、[[AR]]46世紀に出現している。 | ||
− | *[[アライアンス]]の[[開発部|開発チーム]]は当初[[ホマリッド]]の再登場を計画したが、[[マジック・コンティニュイティ]]からホマリッドは[[プレイヤー]] | + | *[[アライアンス]]の[[開発部|開発チーム]]は当初[[ホマリッド]]の再登場を計画したが、[[マジック・コンティニュイティ]]からホマリッドは[[プレイヤー]]に嫌われている種族であると指摘を受ける。そこで開発部はヴィセリッドに改名して、これは進歩・進化したホマリッドであると主張することになった。こうしてヴィセリッドは誕生した。<ref>記事Viscerid Armor</ref> |
*語源はラテン語の「内臓(viscera)」と思われる。 | *語源はラテン語の「内臓(viscera)」と思われる。 | ||
2022年5月18日 (水) 23:19時点における最新版
ヴィセリッド/Visceridはアライアンス初出のドミナリア/Dominariaの海棲人型甲殻類。
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[編集] 解説
ヴィセリッドはホマリッド/Homaridの亜種である。ホマリッドよりも温水により適応した種類であり、それほど寒冷でない海(特にヤヴィマヤ/Yavimaya周辺)に生息している[1]。仲間の死骸を防具として利用する習慣を持つ。
ヴィセリッドの活動は雪解けの時/The Thawから確認できる。この時代には、海面の上昇でテリシア/Terisiare大陸が洪水に見舞われ水没して行ったが、ヴィセリッドは洪水を起こすためのダムを築いたり、潮流を操作してそれを更に加速し、支配領域を拡大した。その例の一つが、ケルシンコ/Kelsinkoである。テリシアでは「sea goblins(海ゴブリン)」の俗称でも呼ばれていた[2]。
サーペイディア/Sarpadiaのやや北には、深海の海溝(The Deep-sea Trench)がありテリシアのアルゴス/Argothにまでつながっている。温水に適応したヴィセリッドはこの海溝を経由してテリシアに移り住んできた。[3]
エトラン・シース/Etlan Shiisのマーフォーク/Merfolkは仇敵ヴィセリッドの活動再開に調査隊を派遣していた。
時の裂け目/Riftを潜り抜け、遥かなる未来、AR46世紀に出現している。
- アライアンスの開発チームは当初ホマリッドの再登場を計画したが、マジック・コンティニュイティからホマリッドはプレイヤーに嫌われている種族であると指摘を受ける。そこで開発部はヴィセリッドに改名して、これは進歩・進化したホマリッドであると主張することになった。こうしてヴィセリッドは誕生した。[4]
- 語源はラテン語の「内臓(viscera)」と思われる。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] イラストに登場
[編集] 登場作品・登場記事
- Viscerid Armor(Arcana 2002年4月18日 WotC著)
- The Shattered Alliance(小説)
- Tea and Biscuits with Pete Venters(Feature 2007年6月7日 Matt Cavotta著)
- Plane Shift: Dominaria
[編集] 脚注
- ↑ Plane Shift: Dominaria
- ↑ 小説The Shattered Alliance
- ↑ 記事Tea and Biscuits with Pete Venters
- ↑ 記事Viscerid Armor