霊基体

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'''霊基体'''/''Aetherborn'' は[[クリーチャー・タイプ]]の1つである。
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'''霊基体'''/''Aetherborn'' は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
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==解説==
 
 
[[カラデシュ]]で登場した[[種族]]を表すクリーチャー・タイプ。知的種族であり、[[職業]]としては[[ならず者]]・[[工匠]]・[[戦士]]を併せ持つ。他人の生命力を吸収する能力を持つ者は[[吸血鬼]]のクリーチャー・タイプを併せ持つ。
 
[[カラデシュ]]で登場した[[種族]]を表すクリーチャー・タイプ。知的種族であり、[[職業]]としては[[ならず者]]・[[工匠]]・[[戦士]]を併せ持つ。他人の生命力を吸収する能力を持つ者は[[吸血鬼]]のクリーチャー・タイプを併せ持つ。
  
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[[ロード (俗称)|ロード]]として[[真夜中の随員/Midnight Entourage]]が存在する。
 
[[ロード (俗称)|ロード]]として[[真夜中の随員/Midnight Entourage]]が存在する。
  
[[伝説のクリーチャー]]は[[豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury]]、[[不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan]]が存在する。
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[[伝説のクリーチャー]]は[[豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury]]、[[不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan]]、[[抜け目ない取得者、ゴンティ/Gonti, Canny Acquisitor]]が存在する。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''霊基体'''/''Aetherborn'' は[[カラデシュ/Kaladesh]]において、[[霊気/Aether]]の精錬過程において一種の副産物として時折誕生する存在。[[カラデシュ・ブロック]]の時点から50年ほど前に初めて現れた。性別はなく、家系は発生した場所によって決定されるが、後に自分自身で選択する。
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霊基体は[[カラデシュ/Kaladesh]]に棲息する人型種族。[[霊気/Aether]]の精製過程の副産物として生まれる存在。性別はない。寿命は短く、四週間から四年ほどだが、それゆえに霊基体はその儚い瞬間を味わい、存在の最後の一滴までも楽しみ尽くす。一部の個体は他者の生命力を吸収して寿命を延ばすことができる。
 
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体形は人間と似ているが頭髪や鼻や口や耳はなく、目と体の各部にあるひび割れからは霊気の青い光を発している。身体は常に流動しており、内在する霊気は次第に減少してやがては霊気圏へと回収される。そのため寿命は短く、完全に姿を成した日から4週間から4年程。霊基体本人は自分がいつ寿命を迎えるか正確に把握することができ、その儚い瞬間を味わい、存在の最後の一滴までも楽しみ尽くす。
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他者の感情を察知する能力を持ち、一部の個体は他の生物の生命力を吸い取って自分のものにできる。
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詳細は[[霊基体/Aetherborn]]を参照。
  
 
==その他==
 
==その他==
*「霊気」と関係のあるクリーチャー・タイプだが、日本語訳では「霊'''基'''体」である。間違えないように注意。WHISPERでも長期間に渡り、誤って「霊気体」と表記されてしまっていた(現在は修正されている)。
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*「霊気/Aether」と関係のあるクリーチャー・タイプだが、日本語訳では「霊'''基'''体」である。間違えないように注意。<!--WHISPERでも長期間に渡り、誤って「霊気体」と表記されてしまっていた(現在は修正されている)。-->
*霊気は[[多元宇宙/Multiverse]]を構成する[[久遠の闇/Blind Eternities]]を満たすエネルギーであり、マジックの世界ではありふれたものである。そのためカラデシュ以外の次元でも霊基体は発生し得ると推察できる。これについて[[Mark Rosewater]]は「カラデシュが特別なのは霊気の量が特殊であり、カラデシュで霊基体が発生している状況はどこにでもあるものではない」「クリエイティブ・チームも他に霊基体が存在できる世界を探すことに前向きになることだろうが、必ずそういう世界が見つかるとは断言できない」と回答をしている。<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-aether-revolt-part-2-2017-02-13 Odds & Ends_ Aether Revolt, Part 2] (Latest Developments、Sam Stoddard、2017年1月13日)</ref><ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018407/ こぼれ話:『霊気紛争』 その2] (マジック日本公式、上記記事の翻訳)</ref>
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*霊気は[[多元宇宙/Multiverse]]を構成する[[久遠の闇/Blind Eternities]]を満たすエネルギーであり、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の世界ではありふれたものである。そのためカラデシュ以外の次元でも霊基体は発生し得ると推察できる。これについて[[Mark Rosewater]]は「カラデシュが特別なのは霊気の量が特殊であり、カラデシュで霊基体が発生している状況はどこにでもあるものではない」「[[クリエイティブ・チーム]]も他に霊基体が存在できる世界を探すことに前向きになることだろうが、必ずそういう世界が見つかるとは断言できない」と回答している<ref name="MM_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-aether-revolt-part-2-2017-02-13 Odds & Ends: Aether Revolt, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0018407/ こぼれ話:『霊気紛争』 その2]([[Making Magic]] [[2017年]]2月13日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>
*同記事内でMark Rosewaterは霊基体について「(マジックオリジナルの種族の中で)おそらく[[スリヴァー]]以外では最も好評を得た新種族だろう」と語っている。[[ヤヘンニ/Yahenni]]や[[ゴンティ/Gonti]]といった霊基体キャラクターに対する人気も大きいが、[[放埒/Live Fast]]と[[短命/Die Young]]の[[フレイバーテキスト]]にみられる短い寿命の儚さと、それに悲観することなく人生を謳歌する爽やかな生き様が大きな魅力となっているようだ。またアメリカン・コミックに登場するヴィラン(悪役)のような冷たい外皮に包まれた表情の読めない外見に対し、他者の心の機微を読み取る能力に長けた豊かな感情を持つ種族であるというギャップのある一面も人気を惹き付けている。[[ゾンビ]]、[[吸血鬼]]、[[デーモン]]といった邪悪で欝々とした雰囲気を漂わせる[[黒]]のクリーチャーに新たな風を吹き込むことに成功している。
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*Mark Rosewaterは霊基体について「(マジックオリジナルの種族の中で)おそらく[[スリヴァー]]以外では最も好評を得た新種族だろう」と語っている<ref name="MM_1" />。背景ストーリーにおける[[ヤヘンニ/Yahenni]]や[[ゴンティ/Gonti]]といった霊基体キャラクターに対する人気も大きいが、[[放埒/Live Fast]]と[[短命/Die Young]]の[[フレイバー・テキスト]]にみられる短い寿命の儚さと、それに悲観することなく人生を謳歌する爽やかな生き様が大きな魅力となっているようだ。またアメリカン・コミックに登場するヴィラン(悪役)のような冷たい外皮に包まれた表情の読めない外見に対し、他者の心の機微を読み取る能力に長けた豊かな感情を持つ種族であるというギャップのある一面も人気を惹き付けている。[[ゾンビ]]、[[吸血鬼]]、[[デーモン]]といった邪悪で欝々とした雰囲気を漂わせる[[黒]]のクリーチャーに新たな風を吹き込むことに成功している。
*「[[アショク/Ashiok]]は霊基体ではないか?」という噂が存在していたが、これは公式回答で否定されている。<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/772216353990246401 公式ツイート](Twitterより)</ref>
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*「[[アショク/Ashiok]]は{{Gatherer|id=373500|その風貌}}から霊基体ではないか?」という噂が存在していたが、これは公式回答で否定されている<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/772216353990246401 公式ツイート](Twitter)</ref>
  
 
==脚注==
 
==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Aetherborn|霊基体(Aetherborn)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Aetherborn|霊基体(Aetherborn)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|Aetherborn|霊基体(Aetherborn)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|れいきたい]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|れいきたい]]
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2024年4月25日 (木) 14:23時点における最新版

霊基体/Aetherborn は、クリーチャー・タイプの1つ。


Ambitious Aetherborn / 霊基体の野心家 (4)(黒)
クリーチャー — 霊基体(Aetherborn) 工匠(Artificer)

製造1(このクリーチャーが戦場に出たとき、これの上に+1/+1カウンターを1個置くか、無色の1/1の霊気装置(Servo)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。)

4/3


Gonti, Lord of Luxury / 豪華の王、ゴンティ (2)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 霊基体(Aetherborn) ならず者(Rogue)

接死
豪華の王、ゴンティが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上からカードを4枚見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りをそのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見てもよく、あなたはそれを唱えてもよく、あなたはそれを唱えるために任意のタイプのマナを支払ってもよい。

2/3


Gifted Aetherborn / 才気ある霊基体 (黒)(黒)
クリーチャー — 霊基体(Aetherborn) 吸血鬼(Vampire)

接死、絆魂

2/3

カラデシュで登場した種族を表すクリーチャー・タイプ。知的種族であり、職業としてはならず者工匠戦士を併せ持つ。他人の生命力を吸収する能力を持つ者は吸血鬼のクリーチャー・タイプを併せ持つ。

または黒を含む多色サイズ小型から中型で、能力にはあまり共通性はない。

ロードとして真夜中の随員/Midnight Entourageが存在する。

伝説のクリーチャー豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan抜け目ない取得者、ゴンティ/Gonti, Canny Acquisitorが存在する。

[編集] ストーリー

霊基体はカラデシュ/Kaladeshに棲息する人型種族。霊気/Aetherの精製過程の副産物として生まれる存在。性別はない。寿命は短く、四週間から四年ほどだが、それゆえに霊基体はその儚い瞬間を味わい、存在の最後の一滴までも楽しみ尽くす。一部の個体は他者の生命力を吸収して寿命を延ばすことができる。

詳細は霊基体/Aetherbornを参照。

[編集] その他

  • 「霊気/Aether」と関係のあるクリーチャー・タイプだが、日本語訳では「霊体」である。間違えないように注意。
  • 霊気は多元宇宙/Multiverseを構成する久遠の闇/Blind Eternitiesを満たすエネルギーであり、マジックの世界ではありふれたものである。そのためカラデシュ以外の次元でも霊基体は発生し得ると推察できる。これについてMark Rosewaterは「カラデシュが特別なのは霊気の量が特殊であり、カラデシュで霊基体が発生している状況はどこにでもあるものではない」「クリエイティブ・チームも他に霊基体が存在できる世界を探すことに前向きになることだろうが、必ずそういう世界が見つかるとは断言できない」と回答している[1]
  • Mark Rosewaterは霊基体について「(マジックオリジナルの種族の中で)おそらくスリヴァー以外では最も好評を得た新種族だろう」と語っている[1]。背景ストーリーにおけるヤヘンニ/Yahenniゴンティ/Gontiといった霊基体キャラクターに対する人気も大きいが、放埒/Live Fast短命/Die Youngフレイバー・テキストにみられる短い寿命の儚さと、それに悲観することなく人生を謳歌する爽やかな生き様が大きな魅力となっているようだ。またアメリカン・コミックに登場するヴィラン(悪役)のような冷たい外皮に包まれた表情の読めない外見に対し、他者の心の機微を読み取る能力に長けた豊かな感情を持つ種族であるというギャップのある一面も人気を惹き付けている。ゾンビ吸血鬼デーモンといった邪悪で欝々とした雰囲気を漂わせるのクリーチャーに新たな風を吹き込むことに成功している。
  • アショク/Ashiokその風貌から霊基体ではないか?」という噂が存在していたが、これは公式回答で否定されている[2]

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 Odds & Ends: Aether Revolt, Part 2/こぼれ話:『霊気紛争』 その2Making Magic 2017年2月13日 Mark Rosewater著)
  2. 公式ツイート(Twitter)

[編集] 参考

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