初代ドクター/The First Doctor

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ターディスに乗り込んで物語を始めたドクターは、物語が続く(続唱)ほどにその存在感は増していく。
  
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*ショーケース版の[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=635519 イラスト]の背景は、初代ドクターの[https://www.youtube.com/watch?v=sjDFvoRNpOM オープニング]のシークエンスである。カメラをモニターに近づけ、強い光を当てて反射を撮影することで、人の手では作り出せないエフェクトを表現している。ハートネルは当時「私はそこに入れないかな?」と言ったが、実現できなかった(2代目以降はオープニングにドクターの顔が映るのが定番になる)。
  
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==関連カード==
 
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{{同一の存在を表すカード/ドクター}}
 
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==ストーリー==
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ドクター・フーシリーズの最初のドクター。
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ただし初期設定ではドクターは地球人だったため、タイムロードとしての設定はすべて後付けで行われている。逆説的に言えば膨大な追加設定が存在する余地があるドクターでもある。
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当時の古いテープを廃棄する方針により、134のエピソードのうち44話が完全に消去されたか、もしくは部分的な欠落が存在し、コンパニオンの中には今ではどんな活躍をしていたのか知ることが出来ない者も存在する。
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最初は子供むけの番組で始まったため、[[地球外から来た子供/An Unearthly Child]]、"Marco Polo"といった「歴史モノ」と"The Daleks"、"The Keys of Marinus"のような「SFモノ」を交互に放送するコンセプトで始まった。しかし[[ダーレク]]の人気でSF作品としての側面が出始め、この法則は徐々に変化していく。また、第1話の放送は1963年11月23日で、[[wikipedia:ja:ケネディ大統領暗殺事件|ケネディ大統領暗殺事件]]の翌日であったため視聴率が低く、一時はキャンセルも検討されたが、翌週に再放送を行い2話連続放送するという、当時では画期的な放送形態をとった。ちなみにドクター・フー初回放送の日は、日本では[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009030052_00000 宇宙放送](今でいう衛星中継)が始まった日でもある。
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初代ドクターは孫娘、[[スーザン・フォアマン/Susan Foreman]]とともに旅をしていたが、スーザンが通う高校の教師、[[イアン・チェスタトン/Ian Chesterton]]と[[バーバラ・ライト/Barbara Wright]]がスーザンに興味を示して尾行し、ターディスを見つけられてしまい、成り行きで二人を連れて旅に出るところからこの物語は始まる。
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その後コンパニオンは4年間、3つのシーズンで非常に細かく入れ替わる。カード化されていないコンパニオンが圧倒的に多いため、変遷を簡単に列記すると以下の通り。
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#イアン、バーバラ、スーザン
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#イアン、バーバラ、25世紀の孤児の少女、ヴィッキー
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#23世紀の宇宙飛行士、スティーブン・タイラー、ヴィッキー
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#スティーブンタイラー、トロイア戦争時代の侍女カタリナ。ただし、2エピソードでカタリナが死亡したのち、入れ替わりで40世紀の科学者、サラ・キングダムが1エピソード限り加わり、サラも死亡する。
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#スティーブン・タイラー、[[Wikipedia:ja:サン・バルテルミの虐殺|サン・バルテルミの虐殺]]を逃れた16世紀の少女、ドードー・チャプチェット
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#スティーブン、ドードーの順で1エピソードおきに降板、現代ロンドンのカップル、ベン・ジャクソンとポーリー・ライト(ベンとポリー)をコンパニオンとする。
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その後、The Tenth Planetで初登場した[[サイバーマン]]と戦い、そのさなかで負傷したドクターは老衰と共に死亡し、[[2代目ドクター/The Second Doctor]]に再生する。
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初代ドクターは最初は頑固で偏屈な老人として描かれているが、イアンとバーバラとの旅を経るにつれて仲間を大切にする好々爺になり、ターディスの家長のような振る舞いをするようになる。
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当時はまだターディスの行き先はランダムだったため、"The Chase"でイアンとバーバラがダーレクのタイムマシンを使って現代に帰ろうとしたときは、「ダーレクのタイムマシンは危ない」という嘘をついたが、ヴィッキーにとがめられて、二人を元の時代に帰す一幕がある。
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黎明期で絶頂的な人気を博し、ウィリアム・ハートネルを国民的な俳優にした。特に子供からの人気はすさまじかったものの、健康状態が悪化してセリフを覚えることもままならなくなり、パトリック・トラウトンを後継者に指名、役を降りる決断をする。これが[[タイムロードの再生/Time Lord Regeneration]]の起源となった。しかし初代ドクターの再生シーンは元のテープは存在せず、[https://www.youtube.com/watch?v=pmXoHKzp4Lc 30秒程度]しか残っていない。これは子供向けの番組にテープを貸したところ、テープを紛失されてしまったためである。こんにち見れる再生シーンはその子供番組用に編集された部分のみである。
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冒頭で述べたように後から膨大な追加設定が存在するドクターである。とくに'''初代ドクター'''とあるが、[[フラックス/The Flux]]で明かされたタイムロードの起源により、ドクターは幼少の頃別な次元から到来し、テクテユンという女性科学者がドクターを元に作り出した種族がタイムロードであることが判明する。つまりドクターこそタイムロードの始祖だった。
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さらにタイムロードの12回までの再生上限は、テクテユンがタイムロードを作る時のリミットでしかなく、ドクターは初代ドクターに至るまで遥かに多い回数の再生を経験していた。初代ドクターに至る間の姿のうちの一つが[[逃亡ドクター/The Fugitive Doctor]]である、ほかにも一度地球上に赤子の状態で落とされ、60年近く人間としての生涯を全うしたのち、記憶を消されて母星に回収されていた。
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その後何らかの経緯でタイムロードの母星、ギャリフレイで過ごし、息子あるいは娘を授かり、孫娘のスーザン・フォアマンが生まれ、タイムロードの官僚的で閉鎖的な文化を嫌い、故障したターディスに乗って惑星から逃げることを決意した。
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;コンパニオン
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:[[スーザン・フォアマン/Susan Foreman]]
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:[[イアン・チェスタトン/Ian Chesterton]]
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:[[バーバラ・ライト/Barbara Wright]]
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:スティーブン・タイラー
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:ヴィッキー
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:カタリナ
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:サラ・キングダム
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:ドードー・チャプチェット
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:ベン・ジャクソン、ポーリ・ーライト(ベンとポリー)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[サーチカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[サーチカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:ドクター・フー統率者デッキ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ドクター・フー統率者デッキ]] - [[レア]]

2024年12月21日 (土) 09:06時点における最新版


The First Doctor / 初代ドクター (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — タイム(Time) ロード(Lord) ドクター(Doctor)

初代ドクターが戦場に出たとき、あなたのライブラリーや墓地から《ターディス/TARDIS》という名前を持つカード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。これによりあなたがあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。
あなたが続唱を持つ呪文1つを唱えるたび、アーティファクトやクリーチャーのうち1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。

2/2

WHISPERのテキストには誤りがあります。「タイム・ロード」は「タイムロード」と読み替えてください。

ターディス/TARDIS手札に加え、続唱呪文単体強化を行う伝説のタイムロードドクター。 ターディスに乗り込んで物語を始めたドクターは、物語が続く(続唱)ほどにその存在感は増していく。

  • ショーケース版のイラストの背景は、初代ドクターのオープニングのシークエンスである。カメラをモニターに近づけ、強い光を当てて反射を撮影することで、人の手では作り出せないエフェクトを表現している。ハートネルは当時「私はそこに入れないかな?」と言ったが、実現できなかった(2代目以降はオープニングにドクターの顔が映るのが定番になる)。
未評価カードです
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[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

ドクター・フーシリーズの最初のドクター。 ただし初期設定ではドクターは地球人だったため、タイムロードとしての設定はすべて後付けで行われている。逆説的に言えば膨大な追加設定が存在する余地があるドクターでもある。 当時の古いテープを廃棄する方針により、134のエピソードのうち44話が完全に消去されたか、もしくは部分的な欠落が存在し、コンパニオンの中には今ではどんな活躍をしていたのか知ることが出来ない者も存在する。 最初は子供むけの番組で始まったため、地球外から来た子供/An Unearthly Child、"Marco Polo"といった「歴史モノ」と"The Daleks"、"The Keys of Marinus"のような「SFモノ」を交互に放送するコンセプトで始まった。しかしダーレクの人気でSF作品としての側面が出始め、この法則は徐々に変化していく。また、第1話の放送は1963年11月23日で、ケネディ大統領暗殺事件の翌日であったため視聴率が低く、一時はキャンセルも検討されたが、翌週に再放送を行い2話連続放送するという、当時では画期的な放送形態をとった。ちなみにドクター・フー初回放送の日は、日本では宇宙放送(今でいう衛星中継)が始まった日でもある。

初代ドクターは孫娘、スーザン・フォアマン/Susan Foremanとともに旅をしていたが、スーザンが通う高校の教師、イアン・チェスタトン/Ian Chestertonバーバラ・ライト/Barbara Wrightがスーザンに興味を示して尾行し、ターディスを見つけられてしまい、成り行きで二人を連れて旅に出るところからこの物語は始まる。 その後コンパニオンは4年間、3つのシーズンで非常に細かく入れ替わる。カード化されていないコンパニオンが圧倒的に多いため、変遷を簡単に列記すると以下の通り。

  1. イアン、バーバラ、スーザン
  2. イアン、バーバラ、25世紀の孤児の少女、ヴィッキー
  3. 23世紀の宇宙飛行士、スティーブン・タイラー、ヴィッキー
  4. スティーブンタイラー、トロイア戦争時代の侍女カタリナ。ただし、2エピソードでカタリナが死亡したのち、入れ替わりで40世紀の科学者、サラ・キングダムが1エピソード限り加わり、サラも死亡する。
  5. スティーブン・タイラー、サン・バルテルミの虐殺を逃れた16世紀の少女、ドードー・チャプチェット
  6. スティーブン、ドードーの順で1エピソードおきに降板、現代ロンドンのカップル、ベン・ジャクソンとポーリー・ライト(ベンとポリー)をコンパニオンとする。

その後、The Tenth Planetで初登場したサイバーマンと戦い、そのさなかで負傷したドクターは老衰と共に死亡し、2代目ドクター/The Second Doctorに再生する。

初代ドクターは最初は頑固で偏屈な老人として描かれているが、イアンとバーバラとの旅を経るにつれて仲間を大切にする好々爺になり、ターディスの家長のような振る舞いをするようになる。 当時はまだターディスの行き先はランダムだったため、"The Chase"でイアンとバーバラがダーレクのタイムマシンを使って現代に帰ろうとしたときは、「ダーレクのタイムマシンは危ない」という嘘をついたが、ヴィッキーにとがめられて、二人を元の時代に帰す一幕がある。

黎明期で絶頂的な人気を博し、ウィリアム・ハートネルを国民的な俳優にした。特に子供からの人気はすさまじかったものの、健康状態が悪化してセリフを覚えることもままならなくなり、パトリック・トラウトンを後継者に指名、役を降りる決断をする。これがタイムロードの再生/Time Lord Regenerationの起源となった。しかし初代ドクターの再生シーンは元のテープは存在せず、30秒程度しか残っていない。これは子供向けの番組にテープを貸したところ、テープを紛失されてしまったためである。こんにち見れる再生シーンはその子供番組用に編集された部分のみである。

冒頭で述べたように後から膨大な追加設定が存在するドクターである。とくに初代ドクターとあるが、フラックス/The Fluxで明かされたタイムロードの起源により、ドクターは幼少の頃別な次元から到来し、テクテユンという女性科学者がドクターを元に作り出した種族がタイムロードであることが判明する。つまりドクターこそタイムロードの始祖だった。 さらにタイムロードの12回までの再生上限は、テクテユンがタイムロードを作る時のリミットでしかなく、ドクターは初代ドクターに至るまで遥かに多い回数の再生を経験していた。初代ドクターに至る間の姿のうちの一つが逃亡ドクター/The Fugitive Doctorである、ほかにも一度地球上に赤子の状態で落とされ、60年近く人間としての生涯を全うしたのち、記憶を消されて母星に回収されていた。 その後何らかの経緯でタイムロードの母星、ギャリフレイで過ごし、息子あるいは娘を授かり、孫娘のスーザン・フォアマンが生まれ、タイムロードの官僚的で閉鎖的な文化を嫌い、故障したターディスに乗って惑星から逃げることを決意した。

コンパニオン
スーザン・フォアマン/Susan Foreman
イアン・チェスタトン/Ian Chesterton
バーバラ・ライト/Barbara Wright
スティーブン・タイラー
ヴィッキー
カタリナ
サラ・キングダム
ドードー・チャプチェット
ベン・ジャクソン、ポーリ・ーライト(ベンとポリー)

[編集] 参考

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