Banding Sliver (playtest)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
10行: 10行:
 
[[バンド]]を共有する[[スリヴァー]]。
 
[[バンド]]を共有する[[スリヴァー]]。
  
互いに[[能力]]を共有するスリヴァーにバンドというのは一見それらしいように見えるが、実際にはバンドを持たない[[クリーチャー]]もいないと使えないため、スリヴァーだけで[[デッキ]]を組むと全く役に立たない、バンドの[[ストーム値]]とは別の意味で難点のあるカード。とはいえ、クリーチャー同士の[[戦闘]]が主体の[[リミテッド]]ではバンドは悪くない能力。[[マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver]]などが取れたら使ってみるのも良いだろう。
+
互いに[[能力]]を共有するスリヴァーにとって、バンドは非常にそれらしい能力と言える。特に[[クリーチャー]]同士の[[戦闘]]が主体の[[リミテッド]]では悪くない。[[マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver]]などが取れたら使ってみるのも良いだろう。
 +
 
 +
[[攻撃]]時には、バンドを持つクリーチャーを自由に組み合わせて攻撃バンドを構築できるため、すべてのスリヴァーがバンドを得ることで攻撃時のバンド構築が非常に柔軟にできる。攻撃バンドの特性上[[ブロック]]されやすくなる反面、生存率の向上が期待できる。一方で守勢時は、複数体でアタッカーをブロックして返り討ちにしやすくなる。[[小型クリーチャー]]が多いスリヴァーにとって、[[対戦相手|相手]]が[[あなた|自分]]よりも大型のクリーチャーを使っているケースで特に効果的だろう。
  
 
*[[基本セット2014]]以降の登場であるが、能力の共有範囲が自軍に限定されていないので注意。
 
*[[基本セット2014]]以降の登場であるが、能力の共有範囲が自軍に限定されていないので注意。
 
*スリヴァーとしては珍しく、[[マナ・コスト]]が[[ダブルシンボル]]である。特定のオマージュ元[[カード]]に準拠している(と思われる)物以外ではこれが初。
 
*スリヴァーとしては珍しく、[[マナ・コスト]]が[[ダブルシンボル]]である。特定のオマージュ元[[カード]]に準拠している(と思われる)物以外ではこれが初。
*共有するのは通常のバンドなので、スリヴァーでない[[クリーチャー]]も1体バンドに加わる事ができてしまう。どうせなら[[他の〜とのバンド|他のスリヴァーとのバンド]]の方がスリヴァーらしい気もするが、[[ストーム値]]11の他の〜とのバンドはテストカードでさえも採用し難い物だったようだ<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188903625023/why-does-banding-sliver-read-all-slivers-have Mark RosewaterのBlog]</ref>。
+
*共有するのは通常のバンドなので、スリヴァーでない[[クリーチャー]]も1体攻撃バンドに加わる事ができてしまう(防御バンドでは何体でも参加できる)。どうせなら[[他の〜とのバンド|他のスリヴァーとのバンド]]の方がスリヴァーらしい気もするが、[[ストーム値]]11の他の〜とのバンドはテストカードでさえも採用し難い物だったようだ<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188903625023/why-does-banding-sliver-read-all-slivers-have Mark RosewaterのBlog]</ref>。
 
*下になっているカードは[[アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate]]([[基本セット2019]])。
 
*下になっているカードは[[アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate]]([[基本セット2019]])。
  
21行: 23行:
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[スリヴァー一覧]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:R&D Playtest card]]
 
*[[カード個別評価:R&D Playtest card]]

2024年2月20日 (火) 13:24時点における最新版


Banding Sliver (3)(白)(白)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

すべてのスリヴァー(Sliver)はバンドを持つ。(バンドを持つ望む数のクリーチャーと最大1体のバンドを持たないクリーチャーは1つのバンドで攻撃できる。バンドはひとまとまりとしてブロックされる。あなたがコントロールしていてバンドを持つクリーチャーがクリーチャー1体をブロックするか、それにブロックされるなら、そのクリーチャーの戦闘ダメージはそれのコントローラーではなくあなたが、それによってブロックされているかそれをブロックしているクリーチャーに割り振る。)
[テストカード - 構築では使用できない。]

3/3


バンドを共有するスリヴァー

互いに能力を共有するスリヴァーにとって、バンドは非常にそれらしい能力と言える。特にクリーチャー同士の戦闘が主体のリミテッドでは悪くない。マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliverなどが取れたら使ってみるのも良いだろう。

攻撃時には、バンドを持つクリーチャーを自由に組み合わせて攻撃バンドを構築できるため、すべてのスリヴァーがバンドを得ることで攻撃時のバンド構築が非常に柔軟にできる。攻撃バンドの特性上ブロックされやすくなる反面、生存率の向上が期待できる。一方で守勢時は、複数体でアタッカーをブロックして返り討ちにしやすくなる。小型クリーチャーが多いスリヴァーにとって、相手自分よりも大型のクリーチャーを使っているケースで特に効果的だろう。

[編集] 脚注

  1. Mark RosewaterのBlog

[編集] 参考

QR Code.gif