渋谷DCIジャパントーナメントセンター
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− | + | 内部はデュエルスペースとカード販売部が完備された、まさにマジックのための場。展示物も豊富であり、入ってすぐのディスプレイには[[ベータ版]]のコンプリートセット、会場奥には[[アラビアンナイト]]などのオールドエキスパンションのコンプリートセット、そして日本支部開設を記念して作られたこの世でただ1枚の[[カード]]「[[Shichifukujin Dragon|七福神ドラゴン]]」の現物もここにあった。 | |
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− | *海外の有名選手も、[[プロツアー]] | + | *一般のデュエルスペースに比べて入場料、会費などが明らかに割高であるため、自然と平均年齢の高い会場となっていた。そのため、ショップなどに併設されている無料デュエルスペースで小学生以下の子供にからまれるのを嫌った大学生以上のプレイヤーが好む傾向があった。 |
− | + | *申請をして、一定の料金を払えば会場を借り切って独自の大会を開くことができた。女性限定トーナメント「仙女杯」が開催されたのもこの会場。この大会には男性は参加出来ないが、スタッフとして会場入りすることができた。その場合には「正装」或いは「女装」が義務付けられていた(本当)。当時のRPGマガジン紙面の写真にてその艶姿(?)を拝むことができる。 | |
− | + | *海外の有名選手も、[[プロツアー]]前にふらりとやってきて[[デッキ]]調整がてら試合をしていくこともあった。[[David Price]]が、ここで[[カジュアルプレイヤー]]に[[ゴブリンの王/Goblin King]]を使われたことをきっかけに[[サイドボード]]に[[色対策カード|色対策]]として潜ませることを思いついた、という逸話もある。 | |
− | * | + | *「若者の街」渋谷という土地柄から、会場すぐ近くに「ドトールコーヒー」「カレーショップCOCO壱番屋」「めし屋丼」などがあり、食事に困るということは全く無かった。日曜祝日のトーナメント二回戦が終わったあとの休憩や、会場が跳ねた後にはプレイヤーたちが大量に押しかける光景が良く見られた。ここでの与太話が元ネタになったデッキも数多い。 |
− | + | *マジック以外のトレーディング・カードゲームが流行し始めると、マジック以外のゲームのプレイヤーも多く見られる様になってきた。入場料を支払っており、公式戦を邪魔しなければ何をプレイしても自由であり、中には[[テーブルトークRPG]]や[[麻雀]]をプレイしているグループもあったようだ。 | |
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[晴れる屋トーナメントセンター]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2016年12月1日 (木) 03:44時点における最新版
渋谷DCIジャパントーナメントセンターは、東京・渋谷の駅から10分ほどのビルの7階にかつて存在した、マジック:ザ・ギャザリングの世界的管理をしている組織DCIの日本支部。現在は閉鎖されている。
内部はデュエルスペースとカード販売部が完備された、まさにマジックのための場。展示物も豊富であり、入ってすぐのディスプレイにはベータ版のコンプリートセット、会場奥にはアラビアンナイトなどのオールドエキスパンションのコンプリートセット、そして日本支部開設を記念して作られたこの世でただ1枚のカード「七福神ドラゴン」の現物もここにあった。
黎明期から多くのプレイヤー達のデュエルスペースの受け皿となったその功績は非常に大きく、数々の伝説が作られた歴史的な会場でもある。毎日何らかの形で認定大会が行われ、The Finalsをはじめとする数々の公式戦の会場やRPGマガジンの「鉄人」記事などの撮影場所としてもよく使われた。夕方に手ぶらで行ってもリミテッドで遊ぶことが可能という環境のよさだけでなく、雑誌などで有名なプレイヤーやジャッジを目にする機会が多いという点も魅力の1つだった。
平日500円、日曜・祝日は1,000円のビジター入場料が必要。会員になると月5,000円の会費を払い込むことでパスが発行され、入り口で見せるだけで入場できた。毎週木曜日定休日。平日は22時閉店(日曜祝日は20時)とかなり遅くまで営業していたので、会社帰りのサラリーマンがよく遊びに来ていた。
- 一般のデュエルスペースに比べて入場料、会費などが明らかに割高であるため、自然と平均年齢の高い会場となっていた。そのため、ショップなどに併設されている無料デュエルスペースで小学生以下の子供にからまれるのを嫌った大学生以上のプレイヤーが好む傾向があった。
- 申請をして、一定の料金を払えば会場を借り切って独自の大会を開くことができた。女性限定トーナメント「仙女杯」が開催されたのもこの会場。この大会には男性は参加出来ないが、スタッフとして会場入りすることができた。その場合には「正装」或いは「女装」が義務付けられていた(本当)。当時のRPGマガジン紙面の写真にてその艶姿(?)を拝むことができる。
- 海外の有名選手も、プロツアー前にふらりとやってきてデッキ調整がてら試合をしていくこともあった。David Priceが、ここでカジュアルプレイヤーにゴブリンの王/Goblin Kingを使われたことをきっかけにサイドボードに色対策として潜ませることを思いついた、という逸話もある。
- 「若者の街」渋谷という土地柄から、会場すぐ近くに「ドトールコーヒー」「カレーショップCOCO壱番屋」「めし屋丼」などがあり、食事に困るということは全く無かった。日曜祝日のトーナメント二回戦が終わったあとの休憩や、会場が跳ねた後にはプレイヤーたちが大量に押しかける光景が良く見られた。ここでの与太話が元ネタになったデッキも数多い。
- マジック以外のトレーディング・カードゲームが流行し始めると、マジック以外のゲームのプレイヤーも多く見られる様になってきた。入場料を支払っており、公式戦を邪魔しなければ何をプレイしても自由であり、中にはテーブルトークRPGや麻雀をプレイしているグループもあったようだ。