踏み込んだ情報/Inside Information
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上にあるカードX枚を追放する。このターン、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。あなたがこれにより呪文を唱えるなら、そのマナ・コストを支払うのではなく、それのマナ総量に等しい点数のライフを支払う。
対戦相手のライブラリーから衝動的ドローを行うソーサリー。マナは不要だがマナ総量分のライフを要求される。
火種が2マナのX呪文であり、追放する枚数はX枚。ライフさえ支払うなら何枚でも踏み倒すことが出来るので、捲れ方次第では多大なアドバンテージを稼ぐことが出来るが、この手の対戦相手から奪う呪文の常として、対戦相手の戦術に依存する性質がネック。ビートダウンを勝ち筋に据えていてライブラリーアウトを狙う相手に撃っても有効打が捲れる確率は低くなる。Xを大きくしたいと思うと手元の土地をプレイしてから唱えることになるので、「めくれは悪かったが最低限土地をプレイしアドバンテージは取れた」という状況を作りづらいのもネック。
登場時のスタンダードに限定してもすでに極悪非道の盗人/Outrageous Robberyという競合相手が存在し、踏み倒しこそできないがアドバンテージを取りつつ相手のフィニッシャーを奪う手段としてはこちらの方が取り回しが良い。またライフをアドバンテージに変換するだけなら星眼/Stargazeなど普通のドローソースも存在する。
不安定ながら嵌まった時の爆発力は折り紙付きで、分かりやすい例えを出すと対戦相手のライブラリーの一番上が恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eaterだったりした場合、僅か3マナでヴァルガヴォスが登場する(当然、ライフは相応に失うが)。相手のライブラリーの一番上を固定・確認できるカードと併用できれば踏み倒しの利を生かしやすく、バウンスなどと組み合わせる余地はある。カードプールが広いフォーマットなら対称な対応/Scheming Symmetryや洞察のランタン/Lantern of Insightなどと組み合わせるのも面白そうだ。
リミテッドではアンプレイアブルといっていい。黒ベースのアグロが強い環境なので、大量マナとライフペイを要求するこれより適当なウィニーを採用した方がデッキパワーに寄与するだろう。
- マナ・コストの代わりにライフを支払うことは代替コストである。他の代替コストの支払いと併用することは出来ない。呪文が追加コストを要求するならそれは通常通り支払う必要がある。
- 相手のライブラリーからカードを奪うカードについては袖の下/Briberyのページを参照のこと。
ストーリー
[編集]「ホビットの冒険」の一幕(イラスト)。
指輪の力で姿を隠しスマウグ/Smaugの根城へ忍び込んだビルボ/Bilbo。しかしスマウグは嗅覚で姿が見えない存在を探り当て、危うくなったビルボは謎掛けやお世辞で何とかドラゴンの気を逸らそうとする。会話の中でスマウグは自らの下腹を圧し潰した黄金の鎧で守っていると豪語するが、ビルボはその防護に一点の穴がある事に気付くのだった。
「このばかじじいめ!」ビルボは考えました。「なんとまあ、左の胸に大きな穴があることよ。まるで、殻から出たカタツムリみたいに、体がむき出しじゃないか。」