フェイトホールド/Fatehold
ヘクスヘイヴン大学/Hexhaven Academyの学び舎/School
フェイトホールド/Fateholdは、ヘクスヘイヴン大学/Hexhaven Academyに属する五つの学び舎/Schoolの一つ。色は白青。
解説
[編集]未来史/Future Historyの学び舎。主な研究分野は歴史/History、占術/Divination、記録史料学/Archival Studies、予言/Prophecy。
「未来がもたらすものを待っているだけでは、永遠に待ち続けることになる。」
歴史の最適な流れは予見し作ることができる、フェイトホールドはそう信じている。この学び舎は魔道士を訓練して予言的戦略家とする。未来を見通し、歴史の道筋を形作ることのできる者たちだ。フェイトホールドの予言と運命を操る呪文は、アルケヴィオス/Arcavios全土の共同体の数々に安定をもたらしてきた。
創始スフィンクス/The Founder Sphinxesの一体であるデンジロア・フェイトホールド/Denzilore Fateholdは、模倣宇宙/Echoverseのアルケヴィオスの住民たちの前途をより良いものにすべく、この学び舎を創設した。彼は生徒たちのために、以下の方針を定めた。
- 未来とは現在に対する教訓であり、模範でもある。
- 何が起こり得るのかを予言し、その未来の構成要素に影響を及ぼすことで、歴史の流れを導け。
- 未来の知識という力を、万人の幸福のために活用せよ。
フェイトホールドの占術呪文は、あらゆる物体や生物の内部で震えている潜在エネルギーを対象とし、そのあり得る未来を覗き見るものだ。この呪文群は、最適な最終状態を見出し、そこから逆算して世界の要素を微調整し、影響を与え、制御することで、平和で安定した未来が確実に訪れるようにする。フェイトホールドの呪文使用は精密でありながらエネルギッシュで、多大な集中力を必要とする。それは幻影のような本の頁や巻物の形で具現化する。
フェイトホールドの魔道士の多くは書庫や占術室に閉じこもり、起こり得る可能性を入念に検討している。占術はどこでも行えるが、円形の台座を囲むいくつもの鏡を用いて予言の力を増幅させるべく作られた空間、プレオプティコン/The Preopticonもある。新入りの実習生はプレオプティコンの使用を許可されていない。心の準備ができていない者が、そこから生きて戻ることは到底望めないからだ。
運命造形課程では、フェイトホールドの実習生は占術呪文を戦闘魔法として振るうすべを学ぶ。未来書記/Futurescribeは、意識の流れを書き記すことで他の魔道士が占った幻視や未来の真実を記録するのを専門としており、文書化において如何なる細部も書き漏らさないよう徹底している。フェイトホールドの研究記録庫や予言保管庫には本棚や戸棚が並んでおり、それらには予言された幻視に関するメモや巻物がぎっしりと詰め込まれている。記録がここに保管されるのは、予言された時点が過ぎ、その出来事がもはや未来の可能性でなくなるまでだ。その時点が来たなら、記録は大冊子棟/The Folioplexに移される。
戦闘において、フェイトホールドの魔道士は様々に異なる結果を予測する能力を駆使する――ある時には敵の起こり得る未来を掌握して相手を圧倒し、またある時には今までに知ったことを活用して勝利に必要な条件を確実にする。さらには、「運命の頁」の実体を持つ具現を作り出し、現在における敵への攻撃や防御に用いることもある。
フェイトホールドの卒業生は一般的に、助言者としての道に惹かれるか、未来記録庫で働き続けるかのどちらかになる。魔道士の中には、予見者、年代学者、戦略的予言者となる者もいる。彼らは予言の技術だけでなく、重要な情報を分析し抽出する方法も身につけており、それによって助言者としての役割を果たし、実践的な指導を提供することができる。
フェイトホールドのキャンパスは“理論家”の塔/The Theorist's Towerの最下層に位置し、物理的にも比喩的にもヘクスヘイヴン大学/Hexhaven Academyの礎を成している。地面に最も近いフェイトホールドのアーチ門や窓からはエラディア/The Eradiaを見渡すことができ、彼らが実現しようとする未来が何であるかを常に思い起こさせてくれる。
「変えることのできない過去をなぜ学ぶのだ? 未来の可能性に目を向け、アルケヴィオスの民のため最善の結果を形作るべし。」
ゲームでの特徴
[編集]クリーチャー — ドワーフ(Dwarf) ウィザード(Wizard)
このクリーチャーは準備済状態で戦場に出る。
あなたが占術や諜報を行うたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
//準備//
一瞥査読/Peer Review
(2)(白/青)
ソーサリー
《実習生/Cadet》という名前で無色の2/2のウィザード(Wizard)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。諜報1を行う。
1/4
色は白と青。未来を見通すというフレイバーから、ライブラリー操作である諜報をテーマに持つ。学び舎内で共通の準備呪文として一瞥査読/Peer Reviewが存在する。
登場
[編集]登場作品・登場記事
[編集]- Planeswalker's Guide to Reality Fracture/プレインズウォーカーのための『リアリティ・フラクチャー』案内(Magic Story 2026年8月28日 Meris Mullaley, K. Arsenault Rivera著)
その他
[編集]- 対応するストリクスヘイヴン/Strixhavenの大学は、歴史を学ぶロアホールド大学/Lorehold College。
- Fateholdのfateは「運命」の意で、holdは「掴む、保つ」など様々な意味がある。後者はLoreholdと共通する言葉が選ばれている。
- 展望デザイン時点の名称はフォアホールド/Foreholdであった[1]。foreは「前方」の意味があり、loreと響きが似ている点も選定理由と思われる。