ヴィゴーブルーム/Vigorbloom
| ヘクスヘイヴン大学/Hexhaven Academyの学び舎/School |
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ヴィゴーブルーム/Vigorbloomは、ヘクスヘイヴン大学/Hexhaven Academyに属する五つの学び舎/Schoolの一つ。色は緑白。
解説
[編集]侵襲性治癒術/Invasive Healingの学び舎。主な研究分野は薬用植物学/Medicinal Botany、園芸魔術/Hortimancy、接合外科/Graft Surgery、植物魔術/Phytomancy。
「自然とは癒しである。」
ヴィゴーブルームは傷病者の治癒と世話に尽力する学び舎だ。実習生たちは植物組織を直接肉体に植えつけることで、病状を診断し傷を癒すすべを学ぶ。彼らの植物による治療法は、常に迅速な治癒をもたらす。ヴィゴーブルームは生命の調和を尊び、植物の治癒力を取り入れることで、アルケヴィオス/Arcaviosの民が生き抜く助けとなっている。
創始スフィンクス/The Founder Sphinxesの一体であるクウィア・ヴィゴーブルーム/Kwia Vigorbloomは、植物を育て、操る能力を携えて力線/Leylineの合流点から現れた。自らの学び舎を創設したのち、彼女は信奉者たちのために以下の倫理と誓いを定めた。
- 私は自分自身よりも高尚な目的のために尽力します。
- 私は共同体を育て、癒し、強くします。
- 私は必要なあらゆる手段を用いた治癒を通じて、共同体の存続を確かなものとします。
ヴィゴーブルームの実習生は全員、薬用植物学と応急処置の基礎を教わる。彼らが学ぶのは、植物の成分を用いた短期的な治療用具――湿布、強壮剤、チンキ、副木など――を作る方法や、当面の痛みを和らげ、炎症を防ぎ、より高度な治療法を受けさせる前に患者の症状を安定させる方法だ。薬用植物学は、ヴィゴーブルームの全科目の中でも最も実技の要素が少なく、植物の識別法、その様々な治療用途、採取方法、理想的な接ぎ木の条件などに重きを置いている。これらに関する記録はすべて、大冊子棟/The Folioplexに収められている。
ヴィゴーブルームのキャンパスには何十棟もの温室が点在しており、そこでは将来の接合、外科的処置、植えつけに備えて、苗や胞子が栽培・保管されている。学生たちがクウィアの苗床/Kwia's Nurseryと名づけた最大の温室では、中央の建物から何本もの通路が分かれ出て、実験、授業課題、精力的な植物研究が行われる研究室の数々へと繋がっている。
ヴィゴーブルームの魔道士の中には園芸魔術/Hortimancyを専門とする者もいる。彼らは主に温室で園芸家として働き、最高の植物を育てて栽培や実験を行っている。衛生兵が苗や胞子を確実に利用できるようにすることが、彼らの責任だ。若芽のドルイド/Sproutdruidの名で知られる彼らは、新たな魔法的成長技術の開拓にも取り組んでいる。
現場や戦場で治療しなければならない負傷者もいるが、ほとんどの患者の治療は侵襲治療院/The Invasive Care Infirmaryで行われる。ここには複数の手術室があり、その中でも最大の播種講堂/The Sowing Theaterは、講堂形式の教室としても機能しており、実習生たちはここで講義を受けたり、特定の接合外科出術を見学したりする。接合外科とは植物組織や苗を人体に植えつけ、続いてその植物を育てることで治癒過程を促進するものだ。紡織医/Weave medicや接合外科医になるには、植物に関する知識、患者の解剖学に関する知識、栽培魔法を唱えて適切な大きさと成熟度になるまで植物を急速に成長させる能力が必要とされる。
いくつもの大きな窓から日の光がたっぷりと差す日光の分院/The Solarium Branchesは、患者たちが術後の回復に当たる場所だ。この日光のおかげで、植物は宿主に根を張るに足るエネルギーを得ることができる。ここにいる間、患者たちはきめ細やかな世話を受けている。
ヴィゴーブルームで成功する魔道士たちは、機知に富んでいる。彼らは温室の豊かな生物多様性を活かし、新たな植物、新たな手法、新たな解決策を試しながら、実験を重ねている。戦場で応急処置を迫られる状況であれ、手術室で懸命に蘇生を試みる状況であれ、ヴィゴーブルームの魔道士たちは幅広い知識を発揮して診断と治療を行う。
治癒という大義と天命に極めて献身的なヴィゴーブルームの魔道士たちは、時には家族の意向を無視してでも、患者を蘇生しようとする。ヴィゴーブルームの考えでは、個人の意向よりも集団の健康を維持することの方が優先されるのだ。彼らは治癒への献身において独断的である。
ヴィゴーブルームの魔道士たちは、植物組織との融合がもたらす可能性を崇めている。ヘクスヘイヴン大学/Hexhaven Academyの他の学び舎の魔道士のほとんども傷病への対応として侵襲性治癒術を体験するが、ヴィゴーブルームの魔道士の中には、もっと深くもっと広い植物の生命との一体化を追求することに関心を抱いている者もいる。
ヴィゴーブルームにおける最上級の植物魔術/Phytomancyの課程では、魔道士たちが敵の体内に植物を植えつけ、傷を負わせたり窒息させたりするすべを教わる。攻撃的治癒術の訓練は、必要な倫理的基礎を示した精鋭の実習生にのみ開かれている。この魔法が「不適切な」対象に使われることを防ぐためだ。
卒業に失敗したヴィゴーブルームの実習生たちは、時にアルケヴィオスの集落で共同体の農家として職を得ることもある。
「ヴィゴーブルームは、アルケヴィオスの各地に長寿と活力の種を蒔いています。」
ゲームでの特徴
[編集]クリーチャー — トロール(Troll) ドルイド(Druid)
このクリーチャーは準備済状態で戦場に出る。(準備済状態である間、あなたはこれの呪文のコピーを唱えてもよい。そうしたら、これを未準備状態にする。)
あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているすべてのクリーチャーは警戒を持つ。
//準備//
種子縫合/Seed Suture
(緑/白)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。あなたは1点のライフを得る。
2/2
色は緑と白。治癒とというフレイバーから、ライフゲインをテーマに持つ。また、肉体強化のイメージから+1/+1カウンターを利用するカードも散見される。学び舎内で共通の準備呪文として種子縫合/Seed Sutureが存在する。
登場
[編集]登場作品・登場記事
[編集]- Planeswalker's Guide to Reality Fracture/プレインズウォーカーのための『リアリティ・フラクチャー』案内(Magic Story 2026年8月28日 Meris Mullaley, K. Arsenault Rivera著)
その他
[編集]- 対応するストリクスヘイヴン/Strixhavenの大学は、生物学を学ぶウィザーブルーム大学/Witherbloom College。
- Vigorbloomのvigorは「活力」、bloomは「開花する」を意味する。後者はWitherbloomと共通する言葉が選ばれている。
- 展望デザイン時点の名称はエバーブルーム/Everbloomであった[1]。Witherbloom(枯れる・開花する)とEverbloom(常に・開花する)で、黒が白に入れ替わったことを表したものと思われる。
- 「侵襲」とは、外傷などで生体の内部環境の恒常性を乱すことを意味する医学用語。特に、手術や注射などの医療行為によって身体を傷つけることを指す。