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グレイシャン/Glacian

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グレイシャン/Glacianは、小説The Thranに登場するキャラクター。カードとしては統率者レジェンズのパワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineerが初出。

解説

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古代スラン/Thran帝国の人間男性の工匠(イラスト)。妻はレベック/Rebbec。

経歴

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The Thran

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スラン帝国の重要人物であったが、下層市民ギックス/Gixによってパワーストーン/Powerstoneで刺され重傷を負ってしまう。パワーストーンの放射により、この傷は主流の魔術では治せないものとなってしまった。そのためレベックによって優生術(機械による肉体改造を伴う外科医療、後のファイレクシア/Phyrexiaの技術の源流)を使えるためにジャムーラ/Jamuraaに流刑されていたヨーグモス/Yawgmothが呼び戻され、彼の治療を受けることになる。

痛みを伴うヨーグモスの治療を受け続けてなお、グレイシャンのファイシス病は完治しなかった。病に侵されながらもグレイシャンは自分の研究を続けるが、たびたび記憶が飛ぶような錯乱状態に陥っており、それに目を付けたヨーグモスに才能を利用される―ヨーグモスが欲しい発明品の原型をグレイシャンの部屋に置いておくと、それが自分のものだと勘違いしたグレイシャンが勝手に完成品を作ってくれるのだ。

研究の中で、グレイシャンはパワーストーンがエネルギーだけでなく空間をも保持できることを知る。つまるところそれは人工次元の存在の証明であり、定命の身でありながら数学的必然性から多元宇宙/Multiverseの存在を実証したということになる。彼の発見を何らかの方法で知ったプレインズウォーカー/Planeswalker・ダヴェッド/Dyfedは興味を抱いてグレイシャンのもとを訪問し多元宇宙を見て回る旅に誘うが、会話を聞いていたヨーグモスに先を越されてしまう。

その後も回復のきざしを見せないグレイシャンを見て、ヨーグモスは1つの仮説に至った。「ギックスに刺されたパワーストーンの破片が体内に残留しており、その影響でグレイシャンだけ回復しないのではないか?」ヨーグモスはグレイシャンの体内を捜索し、破片を摘出するようなそぶりを見せるが―その直前、ヨーグモスはパワーストーンを用いてドミナリア/Dominariaとファイレクシア/Phyrexiaをつなぐポータル/Portalを開通させており、ポータルを閉じる者が現れないようパワーストーンを隠す「安全な場所」を探していた。ファイシス病の原因を取り除くどころか、グレイシャンの体内にはポータルの鍵となったパワーストーンが密かに埋め込まれることとなった。

やがてスランとファイレクシアの戦争が勃発する。スランを包む死の雲から逃れるべく、レベックはグレイシャンともどもハルシオンのマナ・リグ/The Mana Rigに避難するが、レベッカが気付いた時には彼は事切れていた。夫の遺体の一部が妙に温かいことに気付いたレベックは全てを悟り、メスを手に取り肉を割くと、案の定そこにはパワーストーンが埋め込まれていた。

2つのパワーストーンを合わせると、グレイシャンの声がレベックに語りかけた。グレイシャンの人格は彼のプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkとともに―ダヴェッドが彼のもとに訪れたのも、ヨーグモスが彼を長期にわたって生かし続けたのも、彼にプレインズウォーカーの素質があるゆえの出来事だった―パワーストーンに吸収されていたのだ。レベックはパワーストーンを手にポータルのある洞窟へと下り、彼女を懐柔せんとするヨーグモスの声を聴きながらポータルを封鎖した。夫の精神を宿したパワーストーンを背に、レベックは死の雲が待ち受ける外へと昇って行った。

その後

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のちにマイトストーン/Mightstone・ウィークストーン/Weakstoneと呼ばれるパワーストーンに乗り移ってから、彼の精神は長い年月を過ごした。それらの石がウルザ/Urzaの頭に納まったとき、すでに半分気が狂ったプレインズウォーカーに絶えぬ責め苦を与え、何度も何度もウルザを狂気の瀬戸際に追いやったのは、ほかならぬグレイシャンの声だった。

登場

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登場カード

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統率者レジェンズ
登る建築家、レベック/Rebbec, Architect of Ascension
兄弟戦争
スランの夜警/Thran Vigil

登場作品・登場記事

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参考

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