人造アノマリー、ジェニー/Jenny, Generated Anomaly

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WHISPERのテキストには誤りがあります。「タイム・ロード」は「タイムロード」と読み替えてください。

二段攻撃とサボタージュ能力の探検を持つ伝説のタイムロード・兵士。

二段攻撃のそれぞれで探検が行える。1回目の探検で+1/+1カウンターが乗ると2発目の打点から底上げされるので強化のペースが速く、土地が捲れてもデッキ圧縮とカード・アドバンテージの獲得を速やかにこなせる。

一方、初期のサイズはマナ域を考えると、二段攻撃を込みにしても並程度。中堅クリーチャー以上には相討ちを取られてしまうし、サボタージュ能力での強化である性質上、チャンプブロックで凌がれるだけでも苦しくなってくる。早期に攻撃を通せるよう、除去手段は多めに採用しておきたい。

[編集] ストーリー

ジェニー（Jenny）は惑星メッサリンの人造人間である。10代目ドクター/The Tenth Doctorの皮膚組織を元に作られ、重火器の取り扱いなど兵士としての素養と技術を持った状態で、１０代半ばの体躯で生成された。そのため実年齢は０歳である。 ドクターのDNAを持つタイムロードであり、その証として心臓を二つ持つ。新造アノマリーは果てしない戦争をしている人間が生成した技術であるため、他者の殺害を厭わない性格で生まれた。しかし父に諭されて平和主義的思想を受け継ぎ、最初は距離を置きたがっていたドクターから娘として認められる。 ジェニーという名前は「Genarated Anomary」から発音を取る形で、コンパニオンのドナから名前を貰った。

このエピソード、ドクターの娘では地上が荒廃した惑星メッサリンの地下施設内で、先住民族の魚人型エイリアンのハースと人類が数世代にわたって終わらない戦いをしていた。しかしドクター、ドナ、マーサの訪来でジェニーが誕生、さらに所在不明だったソースの場所が明らかになり、一行は争いに巻き込まれていく。

能力の二段攻撃は機敏さ、またタイムロードである「二つの心臓」と物語終盤に冒険に出発したことを表現するため、二回誘発する探検を持っているものと思われる。速攻があっても良さそうなくらい身軽だったが、ゲームバランス的によろしくなかったのだろうか。

テレビシリーズでは１話限りでこれ以降も出演はないが、演じていた俳優のジョージア・モフェットが５代目ドクター/The Fifth Doctorを演じたピーター・デイビソンの娘であり、さらにこの出演を契機に10代目ドクター役のデビット・テナントと結婚したため、「真のドクターの娘」で「ドクター（役の）の妻になった」ことにより人気が高まり、11代目ドクターの頃になるとコンパニオンとして再登場するのではと噂されるほどだった。先々で再登場を聞かれたため答えに窮したプロデューサーが「彼女は月に墜落したんだよ」とジョークで返したため、ジェニーを主人公としたオーディオドラマは、ジェニーの宇宙船が月に墜落したが無事だったところから始まる。

またコミックではタイムトラベルも行い、５代目ドクターに「パパ！」と呼びかけるシーンが存在する。おそらくジェニーにもっとも似ているドクターであろう。

登場エピソード

「ドクターの娘」（原題: "The Doctor's Daughter")

[編集] 参考

• カード個別評価：ドクター・フー統率者デッキ - レア