リスの君主/Squirrel Sovereign
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Squirrel Sovereign / リスの君主 (1)(緑)
クリーチャー — リス(Squirrel) 貴族(Noble)
クリーチャー — リス(Squirrel) 貴族(Noble)
これ以外であなたがコントロールしているすべてのリス(Squirrel)は+1/+1の修整を受ける。
2/2先輩にあたる皺だらけの主/Wizened Cennやマーフォークの霧縛り/Merfolk Mistbinderよりも色拘束が緩くなっており、ロードとしての性能は非常に高い部類だが、問題は部下たちの質。構築においてはこれを軸にするというより、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitなどのお供に添える形で使うことになるだろう。
リミテッドではモダンホライゾン2がリスをプッシュしているので併用の機会は少なくない。特に黒緑がリスを推奨アーキタイプとしているためぜひ確保したい。
[編集] フレイバー・テキスト
For rule of the Aldering Forest, Numstail stole the acorn from Nestwind, who stole it from Brankie, who stole it from Lightroot, who stole it from Leafpaw, who stole it from Darkfur . . .
榛の木の環状林では、いつものように、クロフサからハサワリが盗んだドングリを、ハサワリからアシピカが盗み、アシピカからモフモフが盗み、モフモフからスツムジが盗み、スツムジからメシッポが盗み……
これはゴブリンの王/Goblin King(第5版ほか)のフレイバー・テキストをオマージュした文章である。
王となるため、ナムスギルはブログを謀殺した。そのブログもアンクフルを、アンクフルはヴィッデルを、ヴィッデルはロルを、ロルはアルロックを ……(出典:ゴブリンの王(第5版))
- モダンホライゾン2ではリスの名が逐語訳されているが、日本語と英語で語順が逆になっていることに注意。
- クロフサ/Darkfur ― dark(黒)+fur(毛皮)
- ハサワリ/Leafpaw ― leaf(葉)+paw(動物が前足で叩く)
- アシピカ/Lightroot ― Light(光)+root(根) rootを「足下」と意訳したか、footと誤読か
- モフモフ/Brankie ― brank(口枷) blanket(毛布)と誤読か
- スツムジ/Nestwind ― nest(巣)+wind(風) 「つむじ風」と意訳
- メシッポ/Numstail ― nums(?)+tail(しっぽ) numをnumberの略と捉え、「サイコロの目」と意訳したか
- Aldering Forestを「榛(はん)の木の環状林」と訳しているが、これはalder+ringと解釈しているものと思われる。しかし、そうするとrが1つ足りない。alderは名詞であり動詞としての用法はないのでing形だとしても不自然。検索すると(このカードに関すること以外は)人名しかヒットしないことを考えるに、Alderingは地名などの固有名詞である可能性がある。