カラフィ/Callaphe
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カラフィ/Callapheはテーロス・ブロックおよびテーロス還魂記のキャラクター。カードとしてはテーロス還魂記の海に愛されしカラフィ/Callaphe, Beloved of the Seaが初出。
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[編集] 解説
テーロス/Therosの伝説的な船乗り。女性。
生前、カラフィは最も優れた船乗りであり、「南風号/The Monsoon」という名の船で常に海を渡っていた。彼女の冒険は「カラフェイア/The Callapheia」と呼ばれる叙事詩として伝わっている。
カラフィは定命の者で最初に風のパターンの秘密を解き明かしたとされる。神話によれば、海の神タッサ/Thassaは定命の者があまりに容易く彼女の領域を航行することに嫉妬心を抱き、カラフィに世界の果ての大瀑布沿いに船を走らせる競争を挑んだ。カラフィが勝てば、彼女はタッサに妨害されることなく自由に航海できる。負ければ二度と海には出られない。カラフィが勝ちそうになり、タッサはセイレーンを送り込んで帆を引き裂かせたが、彼女は世界の縁にしがみついて航行を続けた。とうとうタッサは風を送り込んでカラフィを滝の向こう側へと落としたが、彼女は虚無へと落ちる代わりにニクス/Nyxそのものへと漕ぎ出した。そして夜空の星座になったという。
少なくとも事実なのは、カラフィはタッサのクラーケンを出し抜き、彼女を感心させたということだ――そうしたこともあり、神々の戦にて、タッサは彼女を勇者として選び、亜神として蘇らせた(イラスト)。
- エルズペス/Elspethたちと出会ったキオーラ/Kioraは当初、彼女の名を騙っていた。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] フレイバー・テキストに登場
- テーロス
- 水底の巨人/Benthic Giant
- ニクスへの旅
- 擬態するセイレーン/Cloaked Siren
- テーロス還魂記
- ニクス生まれの狩猟者/Nyxborn Courser(日本語版のみ、英語版では代名詞)、ニクス生まれの海護/Nyxborn Seaguard、ニクス生まれの匪賊/Nyxborn Marauder、ニクス生まれの巨人/Nyxborn Colossus、未知の岸/Unknown Shores
[編集] 登場作品・登場記事
- Theros: Godsend, Part I(小説、名前のみ)
- Journey into Nyx: Godsend, Part II(小説、名前のみ)
- Kruphix's Insight/クルフィックスの洞察(Uncharted Realms 2014年6月11日 Kelly Digges著、名前のみ、訳語は「カラフェ」)
- Drop for Drop/海を落ちて(Uncharted Realms 2015年5月20日 Kelly Digges著、名前のみ)
- The Theros Beyond Death Story on Cards/『テーロス還魂記』ストーリーカード(Feature 2019年12月16日 Wizards of the Coast著)
[編集] その他
- カラフェイアのモチーフは、ギリシャ神話を題材とする古代ギリシャの長編叙事詩『オデュッセイア』だろう。トロイア戦争を終えて凱旋する英雄オデュッセウスの、10年にわたる船旅が描かれる。『イーリアス』(テーリアス/The Theriadのモチーフ)の続編に当たり、共に詩人ホメーロスの作とされる。