ウィンチェスター・ドラフト
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ウィンチェスター・ドラフト(Winchester Draft)は、Tom LaPilleが、公式サイト内のコラムで公開したハウスルール。Paulo Vitor Damo da Rosaによれば、発案者はGabriel Nassif。 名前は、ウィンストン・ドラフトとロチェスター・ドラフトの合成語。手短に言えば、ロチェスター・ドラフトのようにピックが公開されたウィンストン・ドラフトである。
[編集] 遊び方
- 各人が自分のパックを開封し、豆知識カード(かトークン・カード)と基本土地を抜き、計42枚のカードを表を見ずに切り直し、山札にする。(ウィンストン・ドラフトと異なり、お互いが別々の山札を持つ。)
- 先攻後攻を決める。
- 各人が自分の山札の一番上から2枚のカードを表向きで1枚ずつ置く。この並べられたカードを(1枚しかなくても)「パイル」と呼ぶ。
- 先攻のプレイヤーは4つのパイルのうち1つを選んで、そのパイルの全てのカードを取る。
- 手順3と同様、各人が自分の山札の一番上から2枚のカードを表向きで1枚ずつパイルに加える。(図は、右上のパイルがドラフトされた後、カードが追加された場合)
- 後攻のプレイヤーも同じように、4つのパイルのうち1つを選んで、そのパイルの全てのカードを取る。
- すべてのカードがドラフトされるまで(山札から追加するカードがなくなったりパイルが3つ以下になっても)この手順を繰り返す。
- それぞれ、自分の取ったカードに基本土地を追加して40枚以上のデッキを構築し、対戦する。
[編集] 特徴
- 全てのカードが見えるので、相手がピックした爆弾カードに対処するカードをピックしやすい(逆もまた然り)。また、色の主張がしやすい。
- ドラフトされなかったパイル含め、すべてのパイルにカードを追加するため、必ず24回のピックで終わる。ウィンストン・ドラフトに比べ、ピックに時間がかからない。