マルコム/Malcolm

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マルコム/Malcolmイクサラン・ブロックのキャラクター。カードとしては統率者レジェンズ鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigatorが初出。

目次

[編集] 解説

イクサラン/Ixalan鉄面連合/The Brazen Coalitionに所属するセイレーン海賊。男性(イラスト)。フルネームはマルコム・リー/Malcolm Lee

ヴラスカ/Vraskaに雇われ喧嘩腰号/The Belligerentの航海士となった。ゴブリン/Goblinの砲手であるブリーチェス(短パン)/Breechesとは親友であり、ほとんどの場合一緒にいる。

セイレーンである彼には航海術に関する天性の才能があり、海図やコンパスの使用に長けているほか、アストロラーベを呪文と組み合わせて使い、星空から通常以上の情報を読み取ることができる。

[編集] 経歴

[編集] イクサラン・ブロック

「喧嘩腰」号の仲間と共に不滅の太陽/The Immortal Sunを求めてオラーズカ/Orazcaを目指した。

旅路では飛行能力を活かした偵察役の仕事が多かった。しかし、航海術の天才である彼にも魔学コンパス/Thaumatic Compassの内容を独力で理解することはできなかった。

オラーズカでの決戦にもブリーチェスとともに参加。蠱惑的な歌声で敵の動きを止め、ブリーチェスが乱入する隙を作った。その後、不滅の太陽が消失したことを知ると、戦闘から離脱した。最終的にはジェイス・ベレレン/Jace Belerenからヴラスカ船長が去ったと伝えられ、アゾール/Azorの聖域を後にした。

[編集] 後日談

[編集] 正史

結局のところ、「喧嘩腰」号の船員は不滅の太陽を手に入れるという当初の目的を果たすことはできなかった。しかし彼らが黄金都市で行った略奪活動はとても有益なものだったと評価され、彼はブリーチェスと共に鉄面連合の有力者に上り詰めた。現在、彼らの元には埋もれるほどの金貨と宝石と約束手形が舞い込んできている。

[編集] ifエンディング

海賊陣営が勝利したifエンディングでは、もぬけの殻になったオラーズカをブリーチェスと共に占拠した。一週間後、アゾールの聖域は海賊たちの酒場に改装され、彼ら二人は黄金都市を共同統治する「皇帝」となった。

[編集] イクサラン:失われし洞窟

ファイレクシア戦争の終結後、彼は鉄面連合の有力者として安定した生活を送っていた。しかしある日、彼がイクサラン大陸に保有する鉱山「下の町/Downtown」からの流入が滞るという事態が起こる。リプリー・ヴァンス/Ripley Vanceは経済危機を防ぐため、マルコムを調査に向かわせた。

鉱山の地下で彼が目撃したのは無人になった居住区、そして奇妙なキノコの怪物であった。随伴した海賊たちがキノコの胞子に感染し正気を失う中、マルコムとブリーチェスは辛くも魔の手を逃れ、より地下深くへと進んでいく。そこで目撃したのは、キノコの怪物の親玉帝王マイコイド/The Mycotyrantであった。この怪物は地上進出という悲願を果たすため、下の町の住人を同化し知識を取り込んでいたのだ。マルコムは確信した――この怪物が地上に進出すれば、大陸は瞬く間に飲み込まれてしまうだろうと。

帝王マイコイドから逃げるマルコムは、黄金の扉を通り中心核/The Coreへとたどり着く。この地の住民オルテカ/Oltecは、かねてよりマイコイドと戦うための鍛錬を積んでおり、彼らやクイントリウス/Quintoriusなどの来訪者の協力により、何とか帝王マイコイドを倒すことに成功する。

戦いを終え地表の陽光湾/Sunray Bayに戻ったマルコムであったが、地上にもマイコイドの痕跡が蔓延っていた。一隻の船も残っていない波止場を見て、最悪の想像が彼の脳裏をよぎった――船員や密航者が感染していれば、あの怪物は海を越えて広がるだろう。ひどい疲労感に悩まされながらも、彼とブリーチェスは孤高街/High and Dryに警告へ向かうことを決め、船を探して彷徨うのであった。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

基本セット2019
風景の変容/Scapeshift
イクサラン:失われし洞窟
戦慄大口の怒り/Dreadmaw's Ire

[編集] イラストに登場

イクサラン:失われし洞窟
麻痺の歌/Song of Stupefaction

[編集] 登場作品・登場記事

イクサラン・ブロック
統率者レジェンズ
イクサラン:失われし洞窟

[編集] その他

[編集] 参考

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