Enchanted Prairie (playtest)
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アーティファクト・土地が存在するのだからエンチャントも…と考えるのが人間の性ではあるが、このカードが出た当時「土地・エンチャント」が正式に印刷される可能性は限りなく低いと見なされていた。というのも土地・エンチャントは、かつてアーティファクト・土地が親和デッキの大暴れを助長した反省から、エンチャントをテーマとしたテーロス・ブロックでも敬遠された代物だからである[1]。カード・タイプ以外は平凡なこのカードが奇妙なカードだらけのR&D Playtest cardsに入れられたのも、そのあたりの事情があるのだろう。
その後モダンホライゾン2にて、「土地・エンチャント」であるウルザの物語/Urza's Sagaが登場。英雄譚であるため、いずれ自壊してしまうなど調整されているが、それでも土地・エンチャントが登場してしまった。
- 同じくモダンホライゾン2では、これと似てタップインデュアルランドかつアーティファクト・土地の橋も登場している。確実にタップインする欠点付きでもシナジーのあるデッキでの使用率はなお高く、やはりこのデザイン自体が強力だったと言えよう。
関連カード
Mystery Boosterに収録されたR&D Playtest cardsの2色土地のサイクル。友好色3枚・対抗色2枚で、いずれも別々の能力を持つ。
- Aggressive Crag (playtest)(赤白)
- Domesticated Watercourse (playtest)(青黒)
- Enchanted Prairie (playtest)(白青)
- Noxious Bayou (playtest)(黒緑)
- Taiga Stadium (playtest)(赤緑)
脚注
- ↑ 2つのホントと1つのウソ(Making Magic 2014年6月2日)