Tamun

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Tamun/タムンは、年頃を迎えたドワーフの娘。19歳。Melelki(メレルキ)の長女で、Sekena(セキーナ)の姉。無邪気で活動的な妹に比べておしとやかな性格。小説And Peace Shall Sleepの表紙上手の女性と思われるが、作者はその女性がドワーフ母子の誰かまでは明言していない(作者サイト参照)。まれにTam(タム)と愛称で呼ばれることも。

初めてのHeatを迎えた19歳の冬、人間リーオッド・ダイ/Reod Daiと運命的に出会う。タムンの母メレルキは毎年リーオッドにドラゴンの卵を売って収入を得ていたのだが、その年はリーオッドの雇い主が突然契約を破棄、引き取り手のなくなった卵の1つからチビ・ドラゴン/Dragon Whelpが孵ってしまう。heat期で錯乱したタムンは制止を振り切りドラゴンに突進、その場に現れあわやと言うところを救ったのがリーオッドだった。タムンはこの人間の男に興味を持ち、リーオッドの方は得体の知れない蠱惑的な魅力に抗えず、うっかり雇い主ヘイヴンウッドエルフの情報をばらしてしまう。こうしてドワーフの少女と人間の男の恋、そしてヘイヴンウッドへの旅が始まった。

Heat

小説And Peace Shall Sleep(および短編The Going Price)で描かれているドワーフ女性の生理現象のこと。周期的に訪れ、この期間中にドワーフは結婚し子供を儲ける。有り体に言えばドワーフの繁殖期。

頬が幾分赤くなり情緒が安定しなくなる。男女問わずドワーフならばこの期間の女性を見分けられる。heat期の女性に対して、男性のドワーフは抗い難い魅力に取り付かれ夢中になってしまい、どんな要求も拒むことはできない。偉大な英雄ですらheat期の女性には屈服するという。

ドワーフ以外に、人間の男性にもこの魔法のような誘惑は効果を持つのだが、その事実は全くと言って良いほど知られていない。初めてのheatは20代に迎えることが多いが、19歳では早く27歳では遅いとされる。

参考

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