棘茨の精霊/Bramble Elemental
提供:MTG Wiki
Bramble Elemental / 棘茨の精霊 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
オーラ(Aura)が1つ棘茨の精霊につけられた状態になるたび、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを2体生成する。
4/4ラヴニカ:ギルドの都の、オーラ強化計画に沿った中堅クリーチャー。オーラと連動したクリーチャー・トークン生成能力を持つ。
コモンで5マナ4/4は、リミテッドでは主役になりえる適度なサイズであるし、オーラをつけるだけで1/1の苗木トークンが2体出るのは地味だがありがたい。対戦相手に信仰の足枷/Faith's Fettersなどをつけられても損害を補填できるし、牽制になり得る。
- 「押収/Confiscateなどコントロール奪取系のオーラが付いた際、トークンはどちらに出るか」というテーマが発売後しばらく未解決問題であった。現在は解決しており、この場合は新たなコントローラーのコントロール下でトークンが出る(→参考)。
- 日本語版カード名では茨の精霊/Thorn Elementalの先頭に「棘」を付けただけであるが、英語版では「Thorn」と「Bramble」で別物。狼茨の精霊/Wolfbriar Elementalも同様である。
オラクルの変遷
一時期、2010年7月の総合ルール更新でCR:603.2dに「『オブジェクトが~状態になるたび』はオブジェクトが~状態のままでその領域に入った場合は誘発しない」というルールが定義されたことで、戦場に出したオーラに対して誘発しない状態になっていた(オーラはエンチャント先につけられた状態で戦場に出る)。この問題を解決するため、2011年2月4日のオラクル更新で誘発条件に「オーラ1つが棘茨の精霊につけられた状態で戦場に出るたび」が追加された。
その後、CR:603.2d(※現CR:603.2f)の見直しが行われ、2012年10月の総合ルール更新で、先述のルールは「タップ状態になる」「アンタップ状態になる」の場合のみに適用されるように変更された。それに伴い、2012年9月のオラクル更新で、以前のオラクル更新で追加された辻褄合わせの誘発条件は削除された。