Apocalypse Chime (ストーリー)

提供:MTG Wiki

2009年10月20日 (火) 02:05時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Apocalypse Chime終末の鐘)はホームランドで登場した世界に破滅をもたらす魔法の鐘。

目次

解説

ウルグローサ/Ulgrothaプレインズウォーカー同士の大戦争を終結に導き、世界を不毛の地へと荒廃させる大破壊を引き起こした円筒の鐘。Tolgath(トルガス)アーティファクトであり、大戦争中に亡くなった師(master)から、弟子のRavi(ラヴィ)に預けられていた。

ラヴィは大戦争を終わらせるため、トルガスの城塞、玄武岩の尖塔の頂上でこの鐘の能力を発動した。鐘の響きは、別の次元へと通じる裂け目(rift)を切り広げ、ウルグローサのマナを一気に外界へ流出させた。トルガス城塞近くで戦闘していた者たちは鐘の音の直撃を受け、次々と破滅に見舞われた。クリーチャーの肉体は溶け落ち、アーティファクトは粉々に砕け、プレインズウォーカーでさえ萎び灰と化した(アメコミで破壊されているクリーチャーとアーティファクトは、毒吐きナメクジ/Spitting Slug黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem)。裂け目はマナを奪い、ウルグローサ世界を無色の炎で焼き尽くしていった。この大破壊を生き残った者はわずかしかいない。

次元を超えた鐘の残響は多元宇宙に多大な影響をもたらした。ドミナリア/Dominariaに届いた残響は、マダラ帝国/Madara EmpireのTalon Gateにある時の裂け目を広く深く拡大。やがて神河/Kamigawaにまで到達した残響は、その次元の肉体と精神の均衡を乱した結果、現し世と隠り世の境を曖昧にしてしまう。そして、ドミナリアと神河、二つの次元を結ぶ道が形成された。

大破壊から4世紀、第20世代期に完成したフェロッズの封印/Feroz's Banはマナの流出を抑制したものの、Castle Sengir(センギア城)の地下深くに位置する裂け目はマナを吐き出し続けている。

終末の鐘はセンギアの太母/Grandmother Sengirの手中にあり、いつか再びその音を響かせる機会を待っている。

  • ウルグローサの裂け目の設定は後に拡張され、時のらせんブロックの根幹を支える「時の裂け目」現象の設定に取り込まれ、神河など別の次元への影響が新規に加えられている。

登場

登場カード

登場作品・記事

参考

QR Code.gif