オーコ/Oko

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2023年8月26日 (土) 16:22時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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オーコ/Okoエルドレインの王権初出のキャラクター。カードとしてはエルドレインの王権の王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsおよびトリックスター、オーコ/Oko, the Tricksterが初出。

目次

解説

フェイ/Feyのプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。肌は灰白色で、顔の上半分や手は青い。尖った耳を持つ(イラスト)。

  • エルドレインではフェアリーを指す「Fae」も「フェイ」と訳されているが、それとは綴りが異なる。

自惚れるほどのカリスマ性を持ち、謎めいていてずる賢く、虚栄心の強い人物。極めて強力な変身能力を持つシェイプシフターである。緑・青・紫の魔力の茨を操り、敵を捕縛する(イラスト)。

オーコはどこからでも偽善を探し出す。だが何が偽善かという彼独自の定義は、しばしばかなり残酷な「悪戯」を招く。結婚式を台無しにしたり、人生最高の瞬間に当たるスポットライトを奪ったり、母親に我が子が戦地から帰還したと思わせたり――何物も神聖と見なさないオーコにとっては、これらはすべて変身能力による素晴らしい冗談に過ぎないのだ。

経歴

灯の点火

オーコは、統一社会を信奉するフェイが治める次元/Planeの出身である。その地の支配階級は、すべてを良くするためにフェイの悪戯好きな性分は抑制されるべきであると定めていた。支配階級にとっては、自分たちが作り上げたのは完璧な社会だった。だがシェイプシフターとして生まれたオーコにとっては、この文化は彼のすべてに反し、最も深い本当の自分自身を否定するものであった。

真実の語り手を自称するオーコは、自分は世界の偽善を映し出す鏡を持つと考えていた。支配階級は、全くもってそうは見なさなかった。彼らはオーコの力を抑制するべく彼に魔法的な処置を受けさせ、それによりオーコのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点った。これは彼にとって恐ろしい体験であり、他人を――特に権力者を――二度と信用できなくしてしまうものだった。

魔女との出会い

エルドレインの森から16年以上前、エルドレイン/Eldraineを訪れた彼は見習い魔女/Witchと出会う。二人は親密になり、オーコは自身の故郷や自らの知る魔法について彼女に教えた。やがて彼女はオーコの助けを借りて師匠の元から逃げ出すが、人々はかつて魔女であった彼女を虐げた。オーコは彼らへ報復し、彼女を侮辱したエルドレインのすべてを破壊したいとまで願ったが、それが平和を望む彼女との決定的な亀裂を生んだ。

エルドレインの森から3年前、オーコはかつての伴侶に再び声をかけた。だが彼女はオーコではなく、彼との間に生まれた子、当時13歳となるケラン/Kellanを選んだ。

The Wildered Quest

呪われし狩人ガラク/Garrukに命を狙われたオーコは、魔力の茨を用いて彼を捕らえる。ガラクが口にしたリリアナ・ヴェス/Liliana Vessの名はオーコを驚かせた。オーコはガラクに催眠魔法をかけ、忠犬/Dogという名前を与えて下僕とした。

オーコは側近カドー/Cadoに化けてアルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrithを攫い、彼の姿を大鹿に変えた。オーコの目的は王国/The Realm僻境/The Wildsの全面戦争であり、そのためにエルフ/Elfの古い習慣である冬至の狩猟を利用し、アヤーラ/Ayaraに崇王/High Kingを殺させようとした。

だがウィル・ケンリス/Will Kenrithの説得とシーリス/Ceriseの治癒によってガラクが正気を取り戻すと、今度は自分が殺されそうになってしまう。ローアン・ケンリス/Rowan Kenrithはオーコに罪を償わせるため生け捕りにしようとしたが、彼はその隙をついてプレインズウォークで逃走した。

登場

登場カード

カード名に登場

エルドレインの王権 プレインズウォーカーデッキ
オーコの取り巻き/Oko's Accomplicesオーコの歓待/Oko's Hospitality

フレイバー・テキストに登場

エルドレインの王権 プレインズウォーカーデッキ
棘茨砦の嫌われ者/Bramblefort Fink、オーコの歓待/Oko's Hospitality

イラストに登場

エルドレインの王権 プレインズウォーカーデッキ
オーコの歓待/Oko's Hospitality

登場デッキ

プレインズウォーカーデッキ

登場作品・登場記事

エルドレインの王権
エルドレインの森

参考

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